ムネオ事件で有名な佐藤優さんがTV放送にでない
理由を想像してみます。
検討がすぐつきました。SPAという雑誌でやっている
「佐藤優のインテリジェンス人生相談」の週刊スパ 2月12日号 掲載の
ものとその翌号の同タイトルの中身を読んだから。
どういう内容かというと、2月12日号では
新司法試験の問題の漏洩に関する政府の対応についての
相談が読者から来た。それに対する佐藤氏の答えは、
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週刊スパ 2月12日号
「佐藤優のインテリジェンス人生相談」より
今週の教訓 泥沼の法曹界とは関係をもたないのが賢明だ
(中略)
一般国民としては、このような泥沼の法曹
界とは極力関係をもたず、自分たちの問題は、極力、当事者間の話し合いで決めるとい
うのが賢明と思います。
---終了↑-----
コピーの一部が2ちゃんで出回っているので
リンクだけ載せます
SPA最新号 最終ページに漏洩問題特集
と終えて解決策は無いという形で終わっています。
(2ちゃんはこの種の問題に巻き込まれるのは嫌なので消すかスレッドを
落すかするだろうから見るなら早めに見たほうが良いです)
そして、法曹法律家弁護士に関わるのはやめましょうと仰っています。
ところがところがところが、
次週の連載は、刑務所での刑期を終えた人の就職相談に
「弁護士に相談してみましょう」とあっさり書かれているのだ。
例えば「慎重に検討したうえで」とかそういう検討方法は無しで。
矛盾しまくりです。
問題の本質は恐らく宮台先生がロースクール設立問題について
「どうしょうもない。何か言っても無駄だ」というのと同質な気がします。
要は佐藤氏は私大のノンキャリアですから、私大同士で官僚世界では
固まっているわけ。そして、彼自身は、司法試験は難しかったから
受験を避けて官僚に行ったような印象を受ける。なぜかというと、
やたら司法試験をペーパー試験だどうこう悪口を言っていたから。
これを読んで「あぁ、ひょっとしたらこの人も弁護士になりたかったのかな」
と感じた。
それで、特定の私大の法科大学院(この場合は慶應法科大学院)を
書くとそこの関係者には恨まれるし、ノンキャリアの世界では、
東大法学部からいかに席を奪うかで私大が一致団結する面も
あるから具体的な名称を言わなかった。言うと、やられるから。
しょぼい椅子取りゲームと言えばそうなんだけど。
法曹界全体が酷いですよと言えばどこの法曹にもうらまれない。
仕事の数も減らないから。改善もされにくい。
「ここの院は酷い。」というとその結果ひょっとしたら
少しはましにやった方に仕事が回るから全体としてはマシに
なるかもしれない。
という構造は佐藤氏ほどの人間がわからない筈が無い。
日本の国益とかから程遠いなぁという気もする。
そののりで言ったら
「外務省はもう駄目です。泥沼の外務省とは関わらないように
しましょう。根本的な解決方法はありません」と言えばいいのに言わない。
消費者問題も、公取は審判やらずにいきなり訴訟をする
という流れで、法曹の判断が生活に直結するのに敢えて言わない。
終わってますね。
というような矛盾というか自身のつじつまあわせを行う
自信が無いのでテレビには出たがらないのでしょう。