アマゾンの書評に先ほど投稿
いつも思うんだが、俺って公平だな。
柴田先生のものだらうが、なんだろうが
使えるものは使える使えないものは使えない
って言う訳だからな。
基礎憲法 法律学テキスト
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新・旧司法試験のコンプリートが目標?
旧司法試験・新司法試験どちらの合格者でも無い
未来の合格者を目指す私のコメントです。
(出版年月日をみれば分かる通りこの本の使用者で
合格者は現在まずいないのですが)
著者であり、司法試験の予備校の講師をしている
新保先生は、一定以上出題可能性のある分野は
一通り潰すという指導方針を取っている。
この本もその方針を踏襲しつつ、初学者にわかるギリギリの
範囲まで情報量を絞っている。実務傾向が強まり科目数が
増え、情報量が増える新司法試験を考慮している
からである。
この340~360ページ余りのこの本は、どんな細かい記述も
司法試験に必要な知識・理解であることは過去問を解けばわかる。
択一過去問を解き、このテキストに帰る。
すると、ほぼ全て一通り触れていることであり、
それを理解しきればほぼ全問の正答は可能と
言うことがわかる。
「わかった気になった」「覚えた気になった」私にショックを
与えてくれる良書・・なんだろう・・結構凹むんだが。
この本を潰しきるにはまず1回回す。
先生自身「予習した方が良い」と仰っているが、
1回回すのがベター。僕は無理でしたが。
そして、範囲を区切り問題集を
解く。択一はまず択一過去問。
論文は、少し迷うが、スタンダードなどの過去問か
LEC柴田孝之氏の論文基礎力完成講座憲法当たりだらうか。
同著者の120選もあるがこれは一般的な論文問題集であり
あくまで詳しい論証の参考に使うべきであると思う。
基礎力完成の方は、一通り出題範囲は網羅していない(
要は抜かしてある)ので論証や核となる知識をぶちこむのは
難しい。なので問題集として利用し、新保先生のと論証が
違ったら原則的に新保先生の方に治したほうが良いです。
その為に120選も金が有り余ったら持っておいても良い。
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正直合格者の意見も聞きたいところだが、まぁいいや。
書き足りなかったところ
・俺は岩波の芦部先生の憲法は3回は読んでいる
判例集も百選は憲法の講義に他学部受講で2回聴講して
いるのでそこで出ている分は読んでいる。つまり
計5回は読んでいる。
・加藤晋介先生の芦部解析講座も聴いている(コピーでは
無くきちっと辰巳から購入)。
のでほんまもんの初学者とは違う・・・かもな。
・でもカトシン以外はよくわからなかったというのが真相。
カトシンも予備校の講義を聴くまで(聴いても?)理解し
切れん。なぜかというと予備校の論証を抑えてくるの
を前提に講義しているから。←俺の推測だが。