人気ブログランキング | 話題のタグを見る
無料アクセスカウンターofuda.cc「全世界カウント計画」

長渕剛を愛する司法試験受験生yuukinohanaのブログWセミナー基礎講座新保義隆先生→ロースクール進学予定(画像は、滅多に見られない、かくれんぼ中の刑事訴訟法教科書を至近距離で撮影した貴重なものである)
by chikkenndo
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログパーツ
管理人よりとリンク集など
詳しくは、
☆管理人よりとリンク集☆参照
以下は簡易版

☆管理人より☆
yuukinohanaと申します。
ボランティアでブログをやっております。よろしくお願いします。

○訪問帳・ゲストブック○
ゲストブックというカテゴリの
初心者・一見さん用ゲストブック
一般用ゲストブック
及び
公的職業訓練用のゲストブック
などへどうぞ

○訪問後は・・○
私のブログを読んで面白かったら下記の↓の3箇所をクリックしてください。
・総合(http://blog.with2.net)
人気ブログランキングへ

・とれまが就職転職ランキング(http://blogrank.toremaga.com/)
とれまが就職・転職人気ブログランキング

・FC2法律部門ブログランキング会社名(http://blogranking.fc2.com/)会社名FC2 inc.所在地101 Convention Center Dr.Suite 700 LasVegas,NV 89109


web拍手
ブログランキング初登録
のエントリーで報告したとおり、
このランクに投票したいというのを選んで押して下さい。
もちろん全部でもいいですよ。
NPO法人 外国人犯罪追放運動 本部
↑は会員募集中だそうです。
理事長ブログでの会員募集↓
道理によって芽生えた反転攻勢止めるな!
顧問での会員募集↓
外国人犯罪追放運動の組織拡大について

○管理人の能力・主張○
能力をもつ人間が潰される国

○荒しが多く注目すべきエントリー○
特定IP(を装った人間?)による荒らし1
司法浪人の就職事情 48社目
特定IPによる荒らし2
・司法試験予備校関連
問9
視点を変えて
本当のばかやろー?③内容編4
ミドルマン4MIYADAIcomSF2麻布や開成が進学実績を落した理由
約1年遅れの新司法試験漏洩疑惑
死刑廃止議論考察1

☆某有名大学生の荒らし↓?☆
理由2

○記者評論家チェックコーナ○
若林亜紀 霞が関と闘うジャーナリストのブログ
若林亜紀・田中秀臣・細野豪志氏
ナショナルミニマムと朝日新聞と技能五輪TV朝日2
田中秀臣氏のEconomics Lovers Live
若林亜紀・田中秀臣・細野豪志氏

・みんなの党・渡辺喜美議員
キッコーマン、特別会計運営学校を現地調査 事業仕分け担当の民主議員

・首都大学宮台真司教授
日本の難点(宮台真司著)幻冬舎0共同体


○ブログをチェックするコーナー○
5号館のつぶやき
事実のねつぞ・・

☆訪問サイト・問題ブログ☆
チャンネル桜
前原誠司ホームページ
独立総合研究所
鳩山邦夫議員HP
阿部知子のHP
厚生労働省
文部科学省
平沼赳夫HP
参議院議員 西田昌司HP
安倍晋三議員HP
麻生太郎HP
首相官邸HP
マスコミ不信日記
公正取引委員会
ぼやきくっくり
vipepper@ウィキ新司法試験漏洩
皇国の興廃、この一文にあり
せと弘幸Blog『二本よ何処へ
まき やすとも 政経調査会
eine kleine Katzen Schelle
☆ちょっと右寄り猫派の日記☆

テレビにだまされないぞぉ
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構ホームページ
独立行政法人 雇用・能力開発機構
職業能力開発総合大学校
(独)雇用・能力開発機構 神奈川センター
独立行政法人 雇用・能力開発機構 にいがた
厚生労働省:全国労働基準監督署の所在案内
広島労働局
大分労働局
中央職業能力開発協会(JAVADA
会計士山田真哉先生日記
娘が更新する富岡幸一郎先生のブログ
酔夢ing Voice - 西村幸祐 -
城内 実(きうちみのる)先生 オフィシャルサイトブログ
民主党政権と鳩山由紀夫首相を応援するブルログ
新・極右評論
亀井静香公式webサイト
森田  高参議院議員Blog
復活!三輪のレッドアラート!
公務員叩きに物申す!-現職公務員の妄言
正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現
村野瀬玲奈の秘書課広報室
公的職業訓練を守る会 活動日誌
公的職業訓練を守る会
参議院

 ☆検索サイト☆
検索サイトによる恣意的な検索結果の表示や広告拒否を防ぐために検索サイトの独占化を防ごう!
具体的には超有名サイト以外のサイトも率先して使おう運動!!

詳しい話は、この記事参照
Infoseek
fresheye
朝日新聞社HP
産経新聞社
サンデー毎日
毎日新聞
光文社
日立製作所
小学館
文芸春秋
東洋経済
講談社
フォロー中のブログ
仙波眞弓のココロ
散歩道
掬ってみれば無数の刹那
動物園写真館
日刊ギリシャ檸檬の森 古...
5号館を出て
Chocolates
スローCatsライフ
戯言の放浪者
動物園写真館
O V E R D O ...
日本がアブナイ!
ウォールストリート日記
広島瀬戸内新聞ニュース(...
Anything Story
にこにこ日和
glass cafe g...
この国は少し変だ!よーめ...
なんでも好奇心
フィレンツェ田舎生活便り2
新田均のコラムブログ
pessimist
わたしのイチニチ!
エキサイトブログヘルプ
omoigawa2
三十路女の溜息
ywatariのブログ
マイノリティー
日本青年社 埼玉懸本部
河野談話リンク集
渋ろぐ
uni☆Rock
A moment of...
WAY OF LIFE
セルリアン☆ブルー
Bee AQUA
麻生太郎の笑顔がとてつもない
つれづれ雑写
Kazumoto Igu...
千風の会
右翼でもなく左翼でもない...
あきぞら 2
カテゴリ
全体
目次
入門講義勉強方法編
決意表明
現在の弁護士・受験生の意識
自己紹介
良く見るブログなど
メモ
大学時代
社会問題①エリート?
合格者の進路
主に法律以外の書評
現在の法曹界2
社会問題②ネット
大学院選び
法曹界への提言
ロー法科大学院入試対策
中田英寿と日本の惨状?
法曹制度について
平野裕之先生について
中田英寿その2
サッカー日本代表
現在の日本(世界)の惨状
司法試験受験生の体調管理
趣味
司法試験・法科受験界

歴史
現在の法曹界3
雑談と関わったゴミ箱系ブログ
要望系
更新などお知らせ
video.news.com
司法試験@2ch掲示板
現在の司法試験勉強
現在の法曹界4
司法試験コラム系の矛盾
文系研究者層の意識
掲示板上のロー生との一問一答
ブログ
雑談
ネットマスコミ社会
videonews.comの予備知識
初心者歓迎法律論
検索サイトの対応
耐震偽装
社会メディア問題資料集
2007年度videonews.com
書評の読み方(法律編)
検索制御当ブログへのgoogle編
パピレスvideonews.com1
2007参院選特集以降videonews

ミドルマン(videonews関連)
2008-2009videonews
麻生太郎総理記者会見
行政政治の基礎知識
PC関連ニュース
映像集
保守系政治家
国防
リライバル
騙り系のブログ
マスコミ報道
ブログランキング
記者政治家評論家
左右性格編
怒らない地方国公立大学生
行政刷新会議チェックコーナー
亀井静香金融大臣
荒らし報告
管理人よりとリンク集
ゲストブック
財政投融資
労働
保守
法科大学院時事評論
国家的・公的職業訓練
エキサイト
投票所
ブロガーリンク集異常編Cランク
人を見る目
国家社会主義への道
社会運動
社会運動への提言
移民問題
騙されるネット右翼
外交と関連政局
さようなら人物団体
表現の自由
2010以降選挙感想
外国人問題
労働組合
青少年少女保護
経済政策
放送界
地震と原発問題
選挙
ニューメディアの趨勢
反極右反在特会
NPO外追編
帰化制度
未分類
以前の記事
2020年 02月
2012年 12月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 04月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 06月
2008年 11月
2008年 09月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
(73)
(55)
(42)
(32)
(28)
(21)
(20)
(20)
(19)
(18)
(17)
(16)
(13)
(12)
(11)
(11)
(10)
(9)
(9)
(9)
その他のジャンル
最新の記事
中村寿徳さん法政大学経済学部..
at 2020-02-18 19:54
☆管理人より☆
at 2012-12-31 23:30
☆管理人より2☆
at 2012-12-31 23:00
☆管理人より3☆
at 2012-12-30 00:00
タグ集
at 2012-12-25 07:08
リンク集1
at 2012-12-20 22:39
リンク集2
at 2012-12-15 04:33
他サイト・ブログ記事紹介
at 2012-12-05 08:18
税収足りる。村野瀬玲奈の秘書..
at 2012-07-04 16:58
自民党への期待。小沢一郎と手..
at 2012-06-26 05:39
小沢一郎有罪論と検察審査会の..
at 2012-06-26 05:07
☆原発を批判するとネットでも..
at 2012-05-09 05:23
oharan氏達の東村山問題..
at 2012-04-25 04:55
野村旗守氏の転向(三浦小太郎..
at 2012-04-23 02:50
カルトと有門大輔氏(my日本..
at 2012-04-23 01:00
有門大輔氏の問題点2(みそ汁..
at 2012-04-13 03:14
平家平氏論争とoharan氏..
at 2012-04-10 05:48
原発議論の背景とNPT体制1..
at 2012-04-09 04:54
有門大輔氏ブログ周辺
at 2012-04-07 10:33
人権擁護法案に反対する2ちゃ..
at 2012-04-06 01:44
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


平野裕之教授関連リンク
いずれ書かねばならんテーマですね。

①ゼミ学生司法試験受験生Yuichiroの早稲田日記(東大既修3期)
http://waseda.livedoor.biz/archives/50336374.html
②合格体験記1
昭和58年度
司法試験合格者体験記
    ●●●喜びと戦跡を語る
「基本書一冊の徹底的読み込み」 平野裕之(明治大学在学)

 一 司法試験に合格するためにほ、難解な法律論
をする能力、特殊な知識、そして、分けの分からない
受験技術などが必要とされていないことは、
それらとは全く縁のない私が合格したことで実証された
といえる。それでは何が必要かといえば、具体的
方法は別として一般論としては、次のことが言えると思う。
(一)まず、法律家としての教養を見る試験である以上、
法律家特有の法的思考能力が試されているはずで、
その能力が身に付いていること、およびそのような
法的思考能力を身に付けるに適した勉強方法を
採ること。
(二)次に、試験科目が限定されている以上
それだけでは不十分で、ある得度の知識があること。
ただし、知識は司法試験の中核たる法的思考能力の
前提ないしは、それを活かすものにすぎない。
(三)最後に、気力が結局はものを言うことは、
昨年の猛暑の最中の論文式試験を例に出すまでもなく、
明らかであろう。 

 二 各試験について
(一)まず短答式試験でよく言われるのが、
①過去問題、②条文、③基本書精読の三つである。
合格著が口を揃えて言うもので、
経験は最高の師であり異論はない。
ただし、私は過去問題は一回通して解した後、
チェックしておいた理解していなかった部分、および
そこへの書き込みを繰り返し読んだ以外は、
基本書の精読のみで、条文はその際中に確認した
だけだった。

(二)次に論文式試験だが、そのための勉強は、
自分の考えを文章に表わす力をつける方法が
必要となる。実際に書いて見ることが一番と言えるが、
答練等を経験してない私は、基本書を分析しながら
読むこと以外のことは行わなかった。
けだし、答案に自分が理解していることを示さねば
ならない以上、書く本人が、基本書を読みこんで
実際に理解している必要があるし、また、法律書の
文章を分析することで、その構成のコツがつかめる
からである。
 本番では、このおかげで構成は楽に行え、後は、
不必要なことおよび自分がよく理解していないことを
書かないように心掛け、極力簡潔かつ流れがあり、
しかも迫力のある答案を書くことに努めた。
けれども、試験中に読み返して見て、全く難しいことは
書いてないし、文章も平易で軽く読み流しされて
しまいそうなものであり、何度も手を加えようかと
迷ったが、結局そのまま提出したため、勝手に不合格
と決めつけてしまっていた。結果は合格。つくづく、
司法試験は難しいことを要求しているのでなく、
要所を押えてさえいればよいことを身をもって感じた。

(三)最後に口述試験だが、私はここでも基本書中心で、
前に気力が最後はものを言うといったが、後掲の基本書
全部をわずか二週間で二回読んだ。口述試験は、
司法試験が法的思考能力を中心に見るものである以上、
論文式試験で、これを欠く者が誤って受かっていないかを
判断するものと言える。事実、口述試験では、その場で
答えねばならないし、また、従来論じられてないような
問題ばかりが出されている。
したがって、これに対処するには、日頃から、
基本書を考えながら読むことにより、
応用力を身につけることが必要となる。

 三 最後に基本書だが、自分の考えが中心であり、
基本書はその資料を得るためのものである以上、
どれでなければならないということはない。
ただし、基本書が定まらないような状態では、
体系的な理解および自説の形成ができないはずで、
論点中心主義の悪弊だと思う。
基本書一冊を徹底的に読みこなすことが
短期合格には必要である。参考までに、私の基本書を
掲げるが、基本書一本に絞れるように厚いものが多い。

憲法-清宮・憲法Ⅰ (法律学全集、有斐閥)、
     小林・憲法講義(上)(東大出版会)。
民法-我妻・民法講義ⅠⅢⅣⅤ(岩波書店)、
舟橋・物権法、来栖・契約法、松坂・
事務管理不当利得、我妻・親族法、中川・相続法 
(以上、法律学全集、有斐閣)。
幾代・不法行為(筑摩書房)。
刑法-団藤・刑法綱要総論・各論(創文社)。
商法-大隅・商法総則、西原・商行為法、
鈴木・手形小切手法(以上、法律学全集、
有斐閣)、田中誠二・会社法詳論上下(_草書房)。
民事訴訟法-新堂・民事訴訟法(筑摩書房)。
国際公法-国際法ⅠⅡⅢ(法律学全集、有斐閣)。
政治学-高畠・政治学への道案内(三一書房)。

③合格体験記2
明治大学法学会ニュース 第44号より切り抜き
      平 野 裕 之
「普通の人間では終わりたくない」
           孤高の野心家
 司法試験、それは日本で最も難しい試験である。
昨年の合格者の平均年齢は二十八歳弱であり、
その難しさを端的に物語るにふさわしい。
この司法試験に現役合格を果たすのは
東大や京大のほんの一握りの学生だけである。
にもかかわらず、本学で見事現役合格を果たした
奴がいる。
その名は平野裕之である。
我々法学会特別取材班は早速、彼にインタビュー
を申込み、それに成功した。
今回ほこの模様の再現である。
彼がどういう考え方のもとに大学四年間を過ごして
きたか、また司法試験受験生のために彼がどういう
勉強をしてきたかを紹介してみたい。

 -現在の感想と、この難関をどのように突破して
いったのか教えて下さい。
 平野 感想ですか、別にないですけど、
まあ夢みたいだったですかね。僕は三年の時、
択一に落ちたのですが、学者になりたくて
がんばりました。司法試験は二年の初めから目ざし、
その年の夏までに七科目すべての基本書を
一通り読んだんです。初めはわからなかったのですが、
だんだんと法解釈のおもろしさに魅了されたのです。
僕はいつも心の中で、「明治」で終りたくない、
普通の人間で終りたくないと思っていて、
これが僕の心を支えていたのです。いわば、
このままで終りたくないという危機感ですね。
ですから、スランプもなかったし、息ぬきもしませんでした。
受かるまで「人権はない」と考えました。

 -どんな勉強方法をとったのですか。
平野 基本書が中心で、十回ぐらいは読まなければ
いけませんね。徹底的に。それから、私が合格した唯一の
原因は基本書の中にあり、次のようなものなのです。
それは蛍光ペンで色、形で記号を分類し、
基本書の著者の結論を赤の星印、理由を赤丸、
その反対説の結論を緑の星印、理由を緑の丸、そして、
錯綜する学説を第三者的立場から説明する部分で
著者の結論と一致するものに紫の星印、理由で一致
するものに紫の印をつけ、
その他、立法趣旨には青の星印、解釈の指針
にはオレンジの星印、概念は赤の四角、
解釈上の争点は二重丸でそれぞれチェックし、
棒線も色分けし、判例は黄色、条文の文言
そのままは青、条文を解釈レベルまでいかない程度に
砕いて説明した文はオレンジ、そして解釈上の争点が
生じる原因にはピンクをそれぞれ引いた。
この方法によれば、論文対策は必要でなく、
基本書を読むことで、答案構成ができるし、速続も
できるのです。この方法で、一日十時間ぐらいで、
二時間ずつほどで七科目やりました。

 -大学の授業はどうしましたか。
平野 二年までずっと出ていたのですが、三年になって
会社法・小切手法・労働法・担物法は出ませんでした。
労働法はおもしろいが司法試験向きでなく、他は教科書的
説明だけで、法解釈のおもしろさを教えてくれなかった。
本当に役立ったのは、僕には納谷先生と川端先生の
講義だけでした。

 -最後に後輩達へ何か一言どうぞ。
平野 まあ、一つの道を選んで、がんばることですね。
遊んで暮すのもいいけど、ほとんど遊んでしまうのが
明治ですからね。しかし、明治だからといって
あきらめてはいけない。同じ明大生が互いに
足をひっぱりあっている今の現状は大嫌いだ。
ですから、僕はあまり大学に愛校心もないし、むしろ
落胆しました。校歌を歌ったこともほとんどないですね。
友達もいませんでした。野望をもった人間はいなかった
ですからね。まあ、これから大学院に進むのですが、
これからもずっと孤独でしょうね、僕は。

 以上が主な質問とそれに対する平野君のコメント
であった。その他に我々は、次のような質問もしたので、
それについての簡単なコメントもつけて紹介してみる。
☆尊敬する人-野口英世。野心家故に。
☆趣味-特になし。猫と遊ぶことぐらい。
☆恋愛-勉強のため彼女をつくる暇なし。
☆好きなタレント-特にいません。
☆貴方の父が裁判官であるという噂があるが-でたらめである。
父はサラリーマン。
☆大学での成績は-恥ずかしいのですが、
三〇個ないのですよ優が。二年の試験の時、
熱を出してしまって。でも、専門はほとんど優ですけど。
☆演習は何を選択したのですか-演習Aは納谷先生で、
Bの方は立石先生です。

 以上で、「時の人」平野裕之君へのインタビューを終える。
このインタビューを通じて、読者諸兄にも彼の人柄ならびに
その勉強の方法も理解していただけたのではなかろうか。
彼の精神を支えるもの、すなわち、それほこのまま
普通の人間で終りたくないという、せっぱつまった
感情である。そして彼は入学後、明治大学に深い失望を
いだいている。そういう彼に対する心理的作用が彼をして
司法試験現役合格を成し遂げさせたのであろう。
我々は彼の合格を称賛し、しかも彼を尊敬をもする。
しかし、彼の喜び方はあまりに孤独だ。大学生活において、
彼は自分自身に勝ったであろうが、友を得ることが
できなかったのである。我々はそんな彼を
「孤高の野心家」と呼ぶにふさわしいと思う。

最後に彼は重要な事を指摘してくれた。
明大生(法学部生)は変な劣等感を持っていて、明治の
学生なのだから、裏を返せば、東大や早稲田でないから、
ある一定以上の事はできないというような見えない壁を
造っているという。この指摘は大学内のトイレのらく書を
見た人なら、十分うなずけるものであろう。
 我々にとって劣等感は必要なものである。けれど、
それだけではいけない。劣等感をバネにして飛躍
しなければ意味がないのである。さらに、彼の指摘は
大学の授業のあり方にも言及している。この指摘ほまさに
そのとおりであり、大学側も十分考慮すべきでは
なかろうか

 ※平野君の使用した基本書
憲法 「清宮・憲法I」択一にはよいが、司法のところは
他で補充すべし。
「宮沢・憲法Ⅱ」
  各論が薄く、最近の論点がないため短答式から、
「小林・憲法講義(上)」を使用した。
民法「我妻・民法講義ⅠⅡⅢⅣⅤ」「舟橋・物権法」
「来栖・契約法」「松坂・事務管理不当利得」
「幾代・不法行為」・「我妻・親族法」
「中川・相続法」-いずれも司法試験
  には不要なことがかなり多いが、
基本書には書き込みがあるので、
そこだけを読めばよいようになっていた。
刑法「団藤・刑法綱要総論各論」徹底的に理解できれば
これだけで十分で、応用がかなりきく。
商法 「大隅・商法総則」「西原・商行為法」
「田中誠二・会社法詳論(上下)」「鈴木・手形小切手法」
総則と商行為法は二年の期末テストのため
読んでから、論文の前まで全く読んでいなかった。
会社法はこれを
すべて理解すればなんでもこいという安心がえられる、文字通り
詳しい本である。
民訴 「新堂」、これについては参考書を全く見ないで、
基本書を読んだだけ。
国際公法「田畑・国際I」「横田・同Ⅱ」「田岡・同Ⅲ」
これだけやれば不安はない。
政治学 「高畠・政治学への道案内

④慶応義塾赴任後の体験記
私の受験時代
平野裕之(明治大学教授/民法)
・1960年生れ
・1981年司法試験合格

一、合格は一九八一年
 私が司法試験に合格したのは、昭和五六年(一九八一年)のことである。
当時、受験新報に 合格体験記を翌年の一月号に書いた記憶があるが、
一八年ぶりの合格体験記を書かせて頂く ことにする。

二、入学当初
 大学入学当時は、多くの法学部の学生と同様に漠然と法曹になれればと
思っていた程度で あった。しかし、将来の進路決定もまだできていない状態で、
司法試験予備校や、学内の司法 試験用の課外講座に通っている者を、
はたから感心して見ていた。とはいえ、折角法学部に 入ってみたのだからと、
法学系のサークルに入ってみた。そこでは、四年生または3年生の
指導により、週二回の勉強会があり、数回はまじめに出席したが、
教科書に指定された我妻・ 有泉ダットサン民法が読んでもよく分らず,
六月の途中で頓挫して落ちこぼれて止めてしまった。
しかし、先輩の毎回レジュメを用意した熱心なゼミは、今でも記憶に鮮明に
残っており、そこで 授かった知識が現在の私の法律学の基本になっている。
指導を受けた先輩方に感謝している。

三、二年生以降
 一年はあっという間に過ぎ去り、周りの者が司法試験の受験団体に入り出し、
特研だ駿研だ とかいって、研究室や司法試験の話をよくするようになる。
そういう者は、きまって大学の授業には 出席しない。こうなってくると何か
取り残された感じで、二年生になって自分も勉強しなければと 思い、
ともかく本を買うことにした。しかし、今にして考えれば基本書の選択を誤った。

 大学入試の受験勉強は大嫌いであったが、自分でいろいろ調べたり考えたり
することは大好き であり、大学に入ってからは勉強するつもりであったので、
学問的な香りのする体系書をともかく 買い揃えた。

 民法については、総則、担保物権、債権総論、契約総論は我妻・民法講義
(岩波書店)、
物権は舟橋、契約は来栖、事務管理・不当利得は松坂、
不法行為は幾代、親族は我妻、相続は
中川・泉(以上は幾代・不法行為を除いて有斐閣法律学全集)といった
具合である。

 始めは理解し暗記することに勤めるだけであったが、ともかく読むことにした。
一回通読したごとに その本の箱の背の部分に★印をつけていき、
合格までに平均五個以上は★がついていたと思う。
次第に知識がつながり出し、読むのが楽しくなっていったように記憶している。
三年生頃からは、 教科書や論文などを記号・番号・色などを使って分析しながら
読むようになり、野球のバッティング であれば打撃開眼さながら法律学の勉強
というものが見えてきたように思う。また、これが自分で 答案を書くに際して
非常に役立ったのではないかと思う。

 三年になって、択一というものを受けてみたが、過去問を見たこともなく、
これが択一かという収穫 だけを得て、あえなく一回戦敗退。法律学の勉強に
楽しみを感じ始めて法律お宅になりかけており、 受験のための勉強という
合理的・合目的的な勉強をしてこなかったので当然である。二年生の時に
受けた刑法各論の川端先生の講義に感銘を受け自分も学者を志望するが、
司法試験くらいは卒業 前に受かっておかなければならないと思い、
それからは一念発起して猛勉強をした。その当時の 勉強をしたら、
論文がいくつでも書けるはずである。

四、合格まで
 ところで、三年生の時に民訴の納屋先生のゼミに入れてもらい、
ゼミで答案を書くという宿題が 一度だけであるが出された。
それまで、期末試験以外で答案など書いたことがなかったので、 これを機に
受験雑誌を買って答案というものの書き方を研究した。そして、
提出した答案を納谷 先生に非常に誉められ、誉められると人間自身が
つくものである。答案を書く技術はこんなものかと 悟ったので、後は知識が
なければしかたないとそれ以後は、知識のインプットだけで、 答案は
期末試験しか論文試験まで書いていない。

 三年生頃になると、あれこれ自分の頭で考えるのが大好きであったので、
自分で考えて学説を 作り出せる創造的・体系的思考の魅力に引かれて、
必ず新しい学説を考えだしてやろうという チャレンジングな意欲をもって
教科書や参考書を読んでいった。当時のほうが学説の創造性は
今よりも豊かであったかもしれない。論文試験は、学者になる者が
落ちるわけにはいかないと、 変な気負いで挑んだが、やはりいつも通りの
自分のその場で考えた考えを答案にぶつけただけである。
これでも受かるのであるから、当時の司法試験委員には懐の広い
よい採点をして頂いたと感謝をしている。

 学内の司法試験団体に属して勉強したわけでもなく、予備校に行った
わけでもなく、ひたすら 読んでは考える勉強をしただけであり、
平野イズムとか超人思想とかいわれ、受験生は真似を してはいけないと
ささやかれたが(その後商法学者になった弥永氏のような超人は別であった
のであろうが)、いろいろな合格の仕方があるという一例として、
周りに流されない自我に目覚めた 勉強を受験生には望みたい。また、日頃は
考えるチャレンジングな勉強を、そして試験前は 機械(受験マシーン)に
なりきって機械的な勉強をと、メリハリをつけた勉強をアドバイスする。

続きは、
平野裕之教授関連リンク

関連記事は
ロースクール生の勉強量
http://yuukinohan.exblog.jp/6116935/


☆必読関連記事☆
問13

http://yuukinohan.exblog.jp/i51/

問11地方国公立大学生への叩き?

 ↓は↑の一例。確かに↓のような頭が少し変な人は必ずいます。
と思います。反論されたら荒らしだす人達。犯罪者として摘発することを真剣に検討すべきだと思います。

【ロー浪人決定した人のスレ】

146 :氏名黙秘:2008/05/30(金) 12:21:36 ID:???
846:氏名黙秘 :2008/05/01(木) 18:46:08 ID:??? [sage]
いくら新司法試験でも駅弁法学部と同レベルというほど低くはない
現実に千葉などの新試験合格率がいい駅弁ローに生え抜きはほとんど入学できてない
駅弁ロー出身の新司法試験合格者でも学部駅弁はごくわずか

884:氏名黙秘 :2008/05/01(木) 22:14:25 ID:??? [晒しage]
身の程を知ろうね、駅弁君w

併願対決データ
ttp://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Lounge/6635/

888:氏名黙秘 :2008/05/01(木) 22:24:26 ID:??? [sage]
>>884
懐かしいな。予備校は提携している私大と組んで偏差値を上げた
こととか知っているか?早慶上智ってわざと一緒にして
受験生を煽ったんだよな。少し前どっかの週刊紙ですっぱ抜かれてたな。
おかげで上智の形の上での偏差値は上がった。
私大生の頭が良さがわかる事例だ。

147 :氏名黙秘:2008/05/30(金) 20:09:57 ID:???
>>146
あんまかわいそうなことすんなよw
オレも133がどこぞでみた宮廷コンプ満載の駅弁君だってことは薄々気づいてがw
こういう言い回するやつってあいつしかいないからなw

151 :氏名黙秘:2008/06/01(日) 15:33:10 ID:???
>>149
あいつ司法板でかなり目立ってるよなww
私立が嫌いで宮廷と駅弁を国立ってひとまとめにする書き込みはあいつであることが多い
駅弁ってよくも悪くもおとなしいやつが多いのにあそこまでコンプむき出しで攻撃的なやつは珍しいからな

153 :氏名黙秘:2008/06/03(火) 23:44:08 ID:???
◆ 司法試験大学別合格者数及び合格率一覧(平成11~17年度)累計合格者10名以上
<数順>  【国公立大学】            【私立大学】
大学 合格者 出願者 合格率   大学 合格者 出願者 合格率
東大 1531(20937) 7.31%   早大 1279(36999) 3.46%
京大  799(11691) 6.83%   慶應  846(19923) 4.25%
一橋  319 (5468) 5.83%   中央  721(35608) 2.02%
阪大  254 (4808) 5.28%   同大  206 (8934) 2.31%
東北  153 (4473) 3.42%   明治  198(14730) 1.34%

これ見れば駅弁マーチ以下卒がいかに三振率が高いかわかるね
国立は宮廷とそれ以外、私立は総計上智とそれ以外にはっきり差がある

156 :氏名黙秘:2008/06/04(水) 09:35:50 ID:???
宮廷コンプの駅弁バカがきたw
さすがに代ゼミは大学受験の話だからんなもん持ち出してくるのはバカかもしれん
でもこれは最近でまだ休止がメインだったころだから、学部を経た上でのその大学の法曹志望者の学力を如実に示している
大体駅弁ごときが宮廷様に意見するなんて100年早いんだよボケw

165 :氏名黙秘:2008/06/04(水) 21:50:56 ID:43fkXmvJ
おい駅弁バカ、早く宮廷と駅弁の差が大きくない証拠のデータを出せよ
理系とか教授なんて法曹志望者と関係ないものは無しだぜ
君曰く物凄く頭の悪い宮廷卒のオレは紳士合格はローによって変わるされるから、近年の学部時点での法曹志望者の質を見るなら最近の休止の合格率の総計がいいと思ったんだが
駅弁卒の物凄くよい頭で最近6年の休止受験者合格率以上に学部時点での法曹志望者の実力を測れて、かつ駅弁と宮廷が同レベルであるデータを出してくれww

168 :氏名黙秘:2008/06/04(水) 22:28:13 ID:43fkXmvJ
おいおい、そもそも最初はオマエが下らないコンプで学歴話してて宮廷を駅弁なんぞと同レベルとかふざけた事ぬかしてたんじゃねーか
必死で私立はバカにするくせに宮廷が出てくると「学歴ランキングが大好きなんだね」と来たかww
いい加減テメエのコンプまみれの書き込みみるとイライラすんだよ
データ出せないならもういいからとっとと消えろボケ

170 :氏名黙秘:2008/06/05(木) 00:40:00 ID:???
はるか昔の大学受験の難易度なんざの話をしてんじゃねえだろうがカス
てめえが私立とくりひろげてたくだらない争いじゃ代ゼミのデータとか偏差値とか高校生レベルで争ってたがなw
オレは法曹志望者の現在の学力の話をしてんだよボケ
だから休止の合格率を持ってきたんだろうが


 この↑人(達?)は冷静に事実を指摘されたら暴れだします。
2ちゃんねるの人はいつも変な人ばかりです。
web拍手
by chikkenndo | 2006-01-08 05:17 | メモ | Comments(9)
Commented at 2006-01-21 23:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chikkenndo at 2006-01-27 11:48
初めましてよろしくお願いします。
返事が遅れ失礼しました。
壁紙を最新の物に変えたら最新のコメント欄に表示されて
いなかったもので。

転載の件、私は構いません。貴殿の物も無許可で
私はコピペして乗せているのでそんなことを言えた義理は
無いですから。
ただ、この先生の体験記はネット上にあったものからの
コピペを私が載せた物ですので、正式な許可なりなんなりが
欲しいのならば平野先生・明治大学法学会・受験新報に
許可を求める必要があるかと思います。原本の方が記述に
正確性があると思われますし。

付け加えるならば、私は、基本的にこういう類の物は、
許可を得るとなったら却ってお互いに失礼なことになったり
私自身が面倒くさがりやだし、周りにそれを押し付けるのは酷い
と思っていたり、そもそも私自身が特定されていないから
変な人(例えばちょっとでも意に反した行動をすると叩きにかかる一部教授・先輩)に狙われる危険が少ないから、好きにやっているのです。
Commented by すげえ at 2006-06-04 05:29 x
いやあ、すさまじいし、尊敬しますけど、人間的には寂しい人ですね平野氏
Commented by chikkenndo at 2006-06-08 01:38
あぁ、表面上はそうだし私も同じ感想が無いと言ったら嘘になります。
それについては
http://yuukinohan.exblog.jp/i20
でも少し述べました。
が、実は私は「寂しい人」などとは全く思わないわけです。
ストレートな私の気持ちを言うと
やはり一般人には平野先生の心境は理解されないんだろうな・・・

寂しい人ならば記者がこのようなコメントをつけるはずも
無いしそもそも取材に行かない。行っても本当に寂しい人だと
記者が感じたなら記事に載せない。

わかっちょらん罠。まぁ、そこらへんはまたブログに投稿するときに
でも書くことにします(何ヵ月後・何年後になるかわからんが)
Commented by すげえ at 2006-06-10 01:49 x
私は明治新聞の記者の筆力と洞察力にむしろ感心します。平野氏は単純なタイプの人間でしょう。
Commented by jcexwqp at 2009-01-28 05:31 x
86zA7A <a href="http://xkimryngniyn.com/">xkimryngniyn</a>, [url=http://nfxbkpqkfcef.com/]nfxbkpqkfcef[/url], [link=http://kygdxhewlhax.com/]kygdxhewlhax[/link], http://osypemgncadp.com/
Commented by iyxlrudoql at 2009-02-12 22:47 x
HAkuvf <a href="http://hfgxqddnkpui.com/">hfgxqddnkpui</a>, [url=http://hifzlbbulivs.com/]hifzlbbulivs[/url], [link=http://ohptouhlbexe.com/]ohptouhlbexe[/link], http://ycxrqdbtcgjz.com/
Commented at 2011-08-28 10:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chikkenndo at 2011-08-29 06:18
> すげえ 様へ
一般読者の方もおられると思うので一応指摘しますよ。
http://yuukinohan.exblog.jp/3714542/
をごらんになりましたかね。

>鍵つきの方様へ
どういたしまして、こちらこそありがとうございます。
基礎シリーズは良い本です。しかし、当時は「です」「ます」調だったのがどうも自分には会わんのでした。でも、読みました。良い本であるのは間違いないと自分は思います。コア・テキストも好きです。

とえらそうに返信を書きながら、このエントリーと
http://yuukinohan.exblog.jp/3714542/
を読み返したけど、本の良さと同時に生き方が好きなんだなと思いました。
こちらこそ大事なことを思い出させてくれてありがとうございました。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 従来のエリート主義は通用しないかも 志望の固め方 >>