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長渕剛を愛する司法試験受験生yuukinohanaのブログWセミナー基礎講座新保義隆先生→ロースクール進学予定(画像は、滅多に見られない、かくれんぼ中の刑事訴訟法教科書を至近距離で撮影した貴重なものである)
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小沢一郎有罪論と検察審査会の必要性と橋を渡った社民党宮台真司氏。日本の難点石渡嶺問題
初めに言うと、無罪判決を完全無視して「小沢一郎を刑務所に叩き込め」という内容ではない。今回の記事は。だから、人民解放軍を使うなどして私を襲撃しないで欲しい。
小沢一郎有罪論と検察審査会の必要性と橋を渡った社民党宮台真司氏。日本の難点石渡嶺問題_a0065225_2324493.gif

自民党HP
http://www.jimin.jp/top.html
小沢一郎有罪論と検察審査会の必要性と橋を渡った社民党宮台真司氏。日本の難点石渡嶺問題_a0065225_2364293.jpg

再生可能エネルギーを早くやってくれるなら自民党も良いと思う。というか今の政党の中では自民党を政権につかせれば一番早くできるのではないかという印象を受ける。

1検察審査会一般論
2小沢一郎衆議院議員の裁判
3橋を渡った社民党議員達の問題
4行動保守の問題(有門大輔氏関連問題)
5政局と次の自民党が比較的良い選択


1検察審査会一般論



小沢一郎議員の裁判、陸山会事件、あるいは陸山会裁判が意味するところを少しだけ述べようと思う。その前の検察審査会一般論から考えてみる。

事件や裁判の詳しい経過は
上脇博之先生 ある憲法研究者の情報発信の場
「陸山会」土地取得事件人権保障
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/cat_10050840.htmlなどに詳しいようだ。

 詳しい法律の手続きや事件の経過などはざっと読んでも私のおつむにはなかなか入らなかった。
郷原氏
愛川欽也 パックインニュース 2012/4/28
http://www.youtube.com/watch?v=EL4Y567ySMg&feature=related


愛川欽也 パックインニュース 2012/4/28 kinkin.tv

◆小沢氏無罪 これからの政局
◆敦賀原発 真下に活断層
◆保坂区長も参加 脱原発首長会議
◆最近の中国動静は?
<コメンテーター>
田岡 俊次
郷原 信郎
川村 晃司
保坂 展人
横尾 和博


の初めから5分辺りから何十分間か元検事の郷原信朗弁護士
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B7%E5%8E%9F%E4%BF%A1%E9%83%8E
が解説をしている。番組の初めのほうを視聴したら課金制度について説明しているので見たらいかんのかなとも思ったが、番組を開設したのが4月でどうやら初めの何ヶ月かは無料放送のようなのでみて紹介しても大丈夫かなとも思い紹介しました。

ビデオニュース
http://www.videonews.com/
という報道番組も郷原氏が出られている。

まちがいだらけの小沢判決報道
http://www.youtube.com/watch?v=iEfyuNIuapA



初めに紹介した動画だけみてもらえば結構。後ろのビデオニュースの方は予備です。みないでよいです。私もほとんどみてないです。

 まず、検察審査会について否定的な感想を出演者の多くはもってないことを気にしなければならない。全否定しているのは愛川欽也(キンキンっていうのか?)氏ただ一人。

 これは、検察審査会が検察や警察の犯罪をチェックするのに欠かせないからだけではない。だけでもあるともいえるが別の意味もある。

 裁判において、検察審査会と同様の役割を果たしている裁判員制度が成功しているから同様の役目を果たす検察審査会も潰したくないというのが理由。

 私は何ヶ月か1年かそこらか報道でチェックしただけで、何件かの刑事事件が裁判員の手によって無罪に導かれている。

 率としては無罪率が物凄く高い。素人の目から見ても事実関係をみて「どう考えても有罪とは思えない事例が無罪になっている」ということなのだろう。

 裁判官は検察と利害関係があるので思い切った判断が下せないということもあるのだろう。

 散々っぱら司法制度改革の重要な柱である裁判員制度について批判(というより誹謗中傷)を裁判員制度が開始する前から繰り返していたのがリベラル系の朝日新聞東京新聞毎日新聞赤旗ビデオニュースのようなメディアやそこに登場する言論人であった。

 しかし、いざ裁判員制度が始まって無罪判決が結構出ると、

 朝日新聞東京新聞毎日新聞から赤旗、そしてビデオニュースのようなインターネットメディアまで裁判員制度が人権保障に多大な貢献をしていると堂々と目立つところで書かない。言わない。沈黙を保つ。

 裁判官や検事や弁護士のなわばり利権に配慮してやっているのだろう。

 ビデオニュースに関して言うと、結局宮台真司氏も神保哲夫氏も人権保障にいくら役立つと言っても弁護士とのつながりなどの自分の利権に反することはやらないということ。他のメディアも人権派弁護士も同じ。

 これは真面目に人権派やリベラルを志向する視聴者有権者一般人はしっかり心に焼き付けないと駄目だろう。

 ついでに根本的なことを言う(根本的と言ってもたいしたことはない。むしろ一般人にはわかるが変に司法試験に受かる人間にはかえってわからないかもしれない。)

 私は裁判官や検事の質とか無罪判決が多い少ない以前に裁判員制度や検察審査会のようなものは原理的に日本には必要なんだと考えている。

 なぜ必要か?

 民主主義、国民主権からである。(この言い方もどうかと思うがとりあえずそうする)

 国会議員や都知事や大阪府知事や大阪市長がなぜ偉そうな態度をとるとか、歳費給料をもらえるか、勝手に(勝手じゃないけど)1000人足らずの人数で1億人の国民が関わる法律を決められるか?もっと単純に言えば権力を与えられているか?

 一言で言うと、国民がその人を選挙で選んだから。これに尽きる。

 権力の源はそこにある。国会議員は三権の内、立法権の構成員だけども、他の二権も同じ。行政権も国民の中から選ばれた国会議員のなかの多数決で行政のトップの総理大臣が選ばれるし、その指揮の元に内閣が構成される。司法権も同じで最高裁判所のトップは総理大臣がリストの中から選ぶ。

 検察や警察の権力の源も突き詰めれば国民から選ばれた総理大臣がいるからということになる。

 問題はそれで良いのかということになる。

 例えば、首都大学の宮台真司教授や大阪の今井一氏は原発については住民投票に掛けようと主張し住民投票条例を成立させるべく署名を集めて大阪や東京にもっていって議会で審議するところまでもっていったわけだ。

 それに対して、橋下徹大阪市長は「市長選などの選挙の民意で俺が選ばれたんだから俺が決める。」といって反対したということが今井氏は指摘している。

 選挙で選ばれた代表者のみが原発の是非を全て決定することには疑問の声の方が恐らく多いだろう。自民党や民主党もそれではいかんので色々やれと住民投票とは異なるけども例えば専門家を入れたり組織を作れと主張していた。
 
 私自身も住民投票を通して国民なり市民が考えることは非常に大事なことではないかと思う。

 つまり、何が言いたいかというと、法律を決める権力は国民の代表者である国会議員や地方自治体の首長や地方自治体の議員にだけは任せないで国民の直接的な意見も必要だ、
全てではなくとも必要な場合もあるというのが恐らく西側の先進国のほとんどの発想だろう。
行政権に関しても同じでパブリックコメント含めて重要な行政の決定について国民の直接的意見を全く聞かないということの方がむしろ少ない。

 そうなると、じゃあ、三権の内、司法権だけは全く国民の視線や視点考え方を全く無視していいのか?無視して言い訳が無い。

 現実にアメリカ合衆国の検事は選挙の洗礼を受けるし、大法廷(日本の最高裁)のメンバーは不足したら大統領が任命する。陪審員制度もある。

 その都度国民の声なり視点なりを少しは反映させていく。それがあるから検察にしても裁判にしてもその正統性が確保される。

 郷原氏の意見は、なんというかクラシックというか型にはまっているというか、えらそうなことを言うと司法制度も政治とのかかわりについてもちょっと勉強が足りないように感じる。(ただ、司法試験の短期合格の人にこういうタイプが多い気もする。)

 なぜかというと、純粋な法律の専門家達だけが決めることだけが正しい、政治的な国民の意思などは反映させない方が絶対に信用がおけると考えているわけです。

 でも、これは矛盾がある。

適用する法律を作成する人は法律の専門家とは限らないし第一政治性はある。専門家に限っている国はないと思う。もちろん、国会議員や地方政府の議員に政策秘書に法律の資格弁護士資格や司法書士資格弁理士資格や会計士の資格をもっているものがなることを否定するわけではないし、議員の政策秘書に弁護士資格や司法書士資格、特に会計士資格をもっている人がどんどんなれるようになった方が良いと思うし、なるべきだと思う。

 例えば、石原慎太郎都知事なんかは橋下徹大阪市長や大阪府知事をほめる際にこう言ったわけだ。「財務諸表でやらないと官僚や役人の無駄遣いは明らかにならない。橋下は私と同じで財務諸表でやっているのが素晴らしい。」と。財務諸表を扱うプロと言ったら公認会計士だってことはすぐわかる。公認会計士の合格者に歯止めを掛けようという流れがあるが、本当に税金の無駄をなくそうとしたら、各地方自治体は公認会計士や税理士試験の合格者採用枠を毎年何人かずつでも設けなければいけないのではないか?そうなれば毎年1000人位はすぐ合格者を吸収できるのではないかと思いつく。そこまでいくと、むしろ「公認会計士の合格者数は少ない。もっと増やそう。」位は考え付いても良いのではないか。

 この程度のことを思いつけない層がメディアや言論人をやるからおかしくなる。今まで挙げなかった言論人やメディアを挙げるのならば、藤井厳喜氏はそうだろう。少し前恐らく最新の本を見たけど、「アメリカ合衆国の圧力やTPPによって公認会計士などは食えなくなります。」などと書いてある。流石に原発被害者を救済する行政法を勉強した弁護士はロースクール卒業者位しかいないとわかったのか新司法試験出身の弁護士やロースクールを取り上げはしなかったけど酷い。

 しかも、TPPを説明するとき、松井秀樹の例を挙げる。「ヤンキースに所属した松井選手はワールドシリーズで大活躍したけどシーズン全体の調子が悪くて怪我で休んでも最後の大舞台で活躍すれば次の年も雇うのが日本型経営です。でも、シーズン全体の調子が悪かったので松井選手は移籍せざるを得ませんでした。これがアメリカ的経営のおかしさです。日本の方が良いです。」と藤井氏はしょっちゅう講演会で仰るそうです。
酷いと思う。例えば、日本で中日ドラゴンズの落合博満監督はドラゴンズの優勝監督で日本一も獲った。昨年もリーグ優勝をとったのにシーズン中に解雇を通告された。年俸の要求もあったかもしれないけども、2割台の打率で故障だらけの松井秀樹選手を首にしたアメリカ型経営よりも、落合博満監督を首にした日本型経営の方が理不尽だと普通のプロ野球ファンは思う人が多いだろう。知りもしない調べもしないでどっかからコピーする恐ろしさには脱帽する。

 話は脱線しかけたので戻す。

 適用する前の法律を作る立法段階で素人、一般国民の代表者が関わる作成するわけです。(法律家のプロとみなされるのは単なる司法試験合格者や一般の弁護士ではなくて最高裁の判事あたり。他はないというのが法曹界では一般的な認識に近い。あと、せいぜい一部の検事元検事と大手弁護士事務所のほんの一部くらい。他はみなされない場合がけっこうあるような気がする。そうなると内閣法制局は外れる。素人の部類に近いような意見が結構無いではない。)

 法律を作る段階では立法府では政治的な部分がある。行政もある。司法で法律を適用する段階でありえると言うのが、多分普通の考え方だと思う。陪審員をやったり検察審査会をやったりあるいは最高裁の判事を政治のトップが任命したりする。当然国会のようにやるわけにはいかないが、政治性があるかないかと言ったらある。代表者だけに任せないで法律作成を住民投票で決めるのと同じ。ないと困るということ。

 もっと言うと、検察審査会が議決した内容についてはなるべく最高裁まで行った方が良いと思う。

 市民感覚庶民感覚あるいは国民感覚で起訴したものだから、「この事件や事故に関してはこの刑法の条文の解釈が論点になるけども、今までの裁判例の解釈はこの解釈だ。その解釈に基づくとこれは明らかに無罪だ。」という事件があったとしよう。

 ところが、検察審査会のメンバーの考えからすると、「それはおかしい。条文をみれば犯罪に当てはまるし、この犯罪を取り逃がすのは理不尽だ。」として起訴するとする。

 そうすると、裁判所としても審議をしていくうちに「今まで気がつかなかったけども、検察審査会の意見はもっともだし、こういうふうに素直に条文を解釈すれば犯罪に当てはまる。ただ、これは先例裁判例における解釈を拡大しなければいけない、あるいは解釈変更しなければいけない。」という事態が生じうるから。重要な裁判判例の解釈変更の有無が争点になる場合が最高裁まで行った方が良い。現実には少ないかもしれないが、理論的には憲法解釈も含めて違憲無効になるかという議論に及ぶ場合は当然最高裁まで行った方が良いこともあるだろう。

 以上は検察審査会の一般論


2小沢一郎衆議院議員の裁判


もう一度振り返る事件や裁判の詳しい経過は
上脇博之先生 ある憲法研究者の情報発信の場
「陸山会」土地取得事件人権保障
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/cat_10050840.htmlなどに詳しいようだ。

 詳しい法律の手続きや事件の経過などはざっと読んでも私のおつむにはなかなか入らなかった。
郷原氏
愛川欽也 パックインニュース 2012/4/28
http://www.youtube.com/watch?v=EL4Y567ySMg&feature=related


愛川欽也 パックインニュース 2012/4/28 kinkin.tv

◆小沢氏無罪 これからの政局
◆敦賀原発 真下に活断層
◆保坂区長も参加 脱原発首長会議
◆最近の中国動静は?
<コメンテーター>
田岡 俊次
郷原 信郎
川村 晃司
保坂 展人
横尾 和博


の初めから5分辺りから何十分間か元検事の郷原信朗弁護士
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B7%E5%8E%9F%E4%BF%A1%E9%83%8E
が解説をしている。番組の初めのほうを視聴したら課金制度について説明しているので見たらいかんのかなとも思ったが、番組を開設したのが4月でどうやら初めの何ヶ月かは無料放送のようなのでみて紹介しても大丈夫かなとも思い紹介しました。

ビデオニュース
http://www.videonews.com/
という報道番組も郷原氏が出られている。

まちがいだらけの小沢判決報道
http://www.youtube.com/watch?v=iEfyuNIuapA



初めに紹介した動画だけみてもらえば結構。後ろのビデオニュースの方は予備です。みないでよいです。

 政治家の政治資金規正法の問題、平たく言えば小沢一郎議員の秘書の石川議員たちが政治資金報告書に違った記載をした。額は100円や200円ではない。4億円。それが犯罪に当たる。さて、小沢氏も刑を受けるかなあという話なのであります。当然と言うかある意味、自然な話だけど、無罪になりました。

 「自然」とか「当然」ということは正しいということでは全く無い。司法の場ではそういうことになるかもしれないが、それは市民社会やマスメディアあるいは国民、庶民の立場では本当は認めてはいけないし、全員批判しなくても何割かは必ず批判しなければいけない義務があると思う。「小沢一郎は悪いことをやっていたぞ」といわなくてはいけない。場合によっては朝日新聞はもっと強く批判しても良いと思う。

 どういうことかと言うと、普通の一般人の犯罪で、裁判官が「これは条文にどうしてもどう解釈しても当たらない。条文が無いから立法しないと無理なのでやむなく無罪です。」という場合と全く違うから。

 要するにプロレスやらせに近いと言って良い。

 簡単に言うと、小沢一郎氏は国会議員ですよね。立法府の人間だ。そうなると、立法府の人間が自分に都合の悪い法律を作るかということ。 

 作るわけが無い。常識的に許されるわけが無い。例えば、原発やそれに関する刑罰や損害賠償に関する規定を東京電力の人間だけで作ったらおかしいと思うだろ。甘くなるに決まっているじゃないかということ。

 しかも、小沢氏は自民党の幹事長だったこともあるし、民主党でも同様な地位についていた。単なる一年生議員とは違う。かなり控え目に行って立法府で10本の指に入る力をもった議員である。自分を規制する法律を自分で作ったようなものだ。

 だいたいそれは秘書がやったことで私はあずかり知らぬことですなんて昔からの悪徳政治家の典型ではないか。

 ここに検察の強引な手法や検察審査会の存在意義の1つがある。

 検察がマスコミをたきつけて「この政治家は犯罪者だ」と印象付けて場合によっては世論操作や世論誘導を行う。世論を味方につける。味方につける工作を行わなければならない理由は、政権与党の人間を逮捕するときは会社で言うなら上司やはるか上の位の取締役を逮捕するのと同じくらい大変だ。取締役やそれに近い力を持つ人間(部長でもいいが)、それを逮捕するとき代表取締役よりも上の立場の人による裏づけがないと逮捕が出来ない。それが国民マスコミで言う一般世論、庶民感覚。

 その裏づけがアメリカでは検事を選挙で選ぶということ。そうなると知事だろうが権力者だろうが対等か完全に対等とまではいかなくてもそれに近くなる。

 日本はそこまで行かなくとも何らかの裏づけがないと巨悪を逮捕できなくなる。それに近いのが検察審査会ということ。現状では特に政治家や政権与党の金の問題にはもっと突っ込んで起訴して当たり前ということ。時局的な話をすると、政治評論家やメディアの話では選挙制度を中選挙区制度に戻すと派閥の力が強まって汚職が増える政治と金の問題が増えるということが多いので、そこに突っ込む為にも益々重要視されておかしくない。それでも選挙制度は中選挙区制度の方が良いと思うが弊害はなるべく減らした方が良いに決まっている。

 
 


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(以上計3つ)




そして、検察が検察審査会に見せたといわれる捜査報告書の問題。中身は「小沢が犯罪者だ」というような印象を与えるように誘導している。分かりやすい言葉だとでっち上げ。
そこの部分だけ見ると、「検察はとんでもない方法でやっているな」「検察は犯罪者ではないか

 と思うでしょ。

ところが政治を含めた全体の流れをみるとそうはならない。
当時の石川議員が逮捕された後、小沢一郎議員に嫌疑が及ぶと、小沢チルドレンが騒いだり大臣が騒ぐ。鳩山由紀夫総理大臣も「小沢は無罪だ」と言われた。検察も行政権の一部だからその長が「お前のやっていることはでたらめだ」ともろに介入してきたわけだ。小沢本人も同じポストに居座る。

 そうなるとまともな司法判断は不可能になる。この意味を理解しないと駄目だと思う。最高裁判所の判事のトップは総理が選ぶわけだし、検察に至っては上に総理大臣がいるわけだから。
 「そんだけ政権与党の幹部が禁じ手を使って無茶苦茶やったら検察側も死に物狂いになるわなあ」「検察もちょっと無茶苦茶やってもやむをえないなあ」というのが常識だと思う。

 特に鳩山総理がやった(それは小沢一郎氏がやらせたかもしれないが)ことは単なる法律違反を超えて三権分立とか法の下の平等とかそういう憲法の基本や国家を治める基本の仕組みを全てぶっ潰してしまった。と言っても良い位。

 本当はまともな法曹や特に憲法学者の先生方はこのことを言って、与党の政治家をしっかり糾弾してから細かい政治資金規正法がどうしたとか共犯になるのか政治資金規正法の改正が必要だなどというはっきり言えば瑣末な議論をして頂きたいものだ。


資料として↓を紹介するが間違っている。宮台真司教授は相変わらずだが、まがりなりにも「法律新聞」の編集長がその程度しか勉強してなかったのには衝撃を受けるな。
元「法律新聞」編集長の弁護士観察日記
「司法の正統性」という視点
http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-448.html

http://megalodon.jp/2012-0626-0224-28/kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-448.html

http://megalodon.jp/2012-0626-0227-07/kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-448.html

伽 草 子
2009年5月の出来事から
http://blog.goo.ne.jp/yaraonn/e/2822957c12e8e74bf24a17dcec1757df
http://megalodon.jp/2012-0626-0211-49/blog.goo.ne.jp/yaraonn/e/2822957c12e8e74bf24a17dcec1757df

http://megalodon.jp/2012-0626-0227-37/blog.goo.ne.jp/yaraonn/e/2822957c12e8e74bf24a17dcec1757df

●裁判員制度はじまる
 重大な事件の刑事裁判に市民が参加。審理は7月ごろから(21日)
―― 何度も取り上げてきた。深い虚脱感があるが、かくなる上は一時も早く廃止に追い込まねばなるまい。
 反対論の中で、社会学者・宮台 真司氏の論点は出色である。以下、紹介する。
〓〓あえて言います。なぜ司法の正統性が民主主義であってはいけないか。理由は、移ろいやすい民衆の感情から法原則を隔離するためです。そうした隔離がなされていない場合、たまたまの民意で重罰に処されるなど法的裁定の恣意性が際立ち、法的信頼が損なわれ、遵法動機も失われてしまいます。法的裁定の適正性を担保する仕組が大幅に欠落した日本の裁判員制度が、とりわけ司法の正統性の本義に反すると僕が考えるのはこの点です。
 繰り返すと、感情原則から法原則を隔離するための有効な手段に欠けるのです。司法の裁定を、人々の意見を寄せ集めた合意に基礎づけてはいけないのです。〓〓(「日本の難点」幻冬舎新書から)
 「司法の正統性が民主主義であってはいけない」これは鋭い。手垢のついた「市民感覚」なる言葉に騙されてはならない。

sonさんへ (団塊の欠片)
2009-06-04 18:00:33
 口はばったいことをあえて申し上げれば、「民衆主義」は少し誤解を生みやすい言葉ではないでしょうか。民衆が主役になることと解釈すれば、はまったく異論のないところですので …… 。まず、政治用語ではないでしょう。
 「民主主義」の場合は「人民主権・国民主権」の略で、今や集団的意志の決定過程を指すシステムの呼び名です。
 「衆愚政治」が頃合いでは …… 。
 宮台氏はキチンと使い分けていますが、「正当性」と「正統性」 ―― この場合、司法の正「統」性が問題です。ぶっちゃけていえば、『出自』の確かさです。裁判官を素人から選んではおかしいだろうという話です。(日本の場合はクジですから、ひどい。話にならない)プロパーの仕事はプロパーにさせろ、ということです。飛行機のパイロットを乗客の中からくじ引きで選ぶに等しい。「赤信号、みんなで渡れば恐くない!」を国家規模でやろうという話です。
 社会はますます複雑さを増しています。刑事事件も単純ではなくなってきている。司法の場に求められるのは、むしろ専門性なのです。市民感覚は無用の長物どころか、有害な場合だってあるのが現代社会の実相です。
 なにせ、食品偽装に絡んで『みの もんた』ごとき手合いに、いとも簡単に世論操作されるのがわが国の『市民』です。(不二家チョコガセネタ報道を代表例として)
 ついでに申し上げれば、ついこないだ朝の放送で「みの」が「この番組は国民目線で放送しております」と言っていました。鎌倉に御殿のような邸宅を構え、談合でいわくつきの水道用材会社を経営して儲けまくり、夜は飲んだくれる。どこが国民目線でしょうか。誤った報道を繰り返しておきながら、謝罪の一言もない。マナーにも、良識にも欠ける。こんな輩が国民目線を標榜する事自体が噴飯物です。国民を愚弄するにもほどがあります。
 正「当」性は、三審制でシステム上、担保されていますが、それにしてもおかしいのは ―― 裁判員制度は一審だけだという点です。二審で修正ができるという建前になっている。ならば、なんのための裁判員制度か。「市民参加」に名を借りたお為めごかしでしかない。
 「過たば即ち、改むるに憚る勿れ」です。□


3橋を渡った社民党議員達の問題


愛川欽也 パックインニュース 2012/6/16 #4/6
http://www.youtube.com/watch?v=B-DH7r5W4nw




 上記動画は全部シリーズでみているわけじゃないからわからないけど有料の奴かもしれないが、どうしても批判しなければいけないから取り上げました。上記動画の後半から、昔、旧社会党が自民党と連立を組んだのは駄目だったという話を保坂展人世田谷区長と福島瑞穂社民党党首がした。その後で、一言で言えば、愛川欽也氏が「小沢一郎氏と組め」と言う。保坂区長と福島党首が「小沢氏とは相性が良い」「連携します。」と言う。要は「はい。わかりました。」「組みます。」と言ったわけ。これに先導して宮台真司氏や神保哲夫氏が「確かに推定無罪で小沢一郎氏は無罪だ」と言うわけですよ。要はこの人たちも小沢一郎氏もみんな組んでますということ。


「自民党なんかよりも酷い形で憲法体制を壊した人と組もう。しかも護憲派を名乗る人たちが組むとは恐ろしいな」という感想が生まれた。

社民党の完全な終わりが始まった気がする。

 だって小沢氏の秘書は既に有罪が確定しているんだぜ。これだけとってもおかしい。
旧社会党が自民党と連立を組むのと比べ物にならない位酷い。
一応社会党の村山富市氏は主要な秘書が犯罪を犯した人とは組まなかったから。

 政策論争とか右とか左とかあるいは外交とか拉致問題などを抜きにして社民党やその周辺のメディア言論人ジャーナリストが確定的にここまで酷くなったのかほんの少し客観的に考えてみた。

 ①党内民主主義が確立していない 
  これはガチであると思う。先ほどの愛川欽也氏の番組で福島党首が「民主党は中の党内の議論を集約する民主プロセスがしっかりしていない」と述べていたが、「自分のところはどうなの?」と聞きたくなった。党首として3期目か4期目ですよね。無投票再選みたいな形で自分自分が党首になっていることに疑問も抱かないのはおかしい。党や団体として規模が比較的小さいにありがちと言えばありがちだが、変だ。一番問題なのは、例えば福島党首なりそれを支える執行部が政治的活動を何かやったとする。それが失敗して責任をとってやめさせた場合の後釜がいないということ。これは実質的に独裁的になっているというかきちんと代わってやり直すということが出来ないので色んな意味で良くない。

 ②誰が実質的な決定権をもっているかわからない
ある政策を作るとする。政府や東電の原発のやり方に対してこうすばやく対応をしようとする。それは間違っていないしよくやった面もある。はっきり言うと、キャスティングボードを握っているのは議員になっている社民党員でもその政策秘書でもなく何か失敗したとき責任を免れる人が握っているような印象を受ける。より具体的に言うと、福島瑞穂党首や保坂展人世田谷区長が唱える政策や政治運動の何割かは社会学者や海渡雄一弁護士が指示したことを繰り返しているようにも見える。ビデオニュースなどで保坂区長の議論、例えば、死刑廃止議論などを聞いても単にあるパターンを繰り返しているだけに過ぎないように見えることが多い気がする。議論が深まらないのだ。

http://yamebun.weblogs.jp/my-blog/2012/04/%E6%97%A5%E5%BC%81%E9%80%A3%E4%BC%9A%E9%95%B7%E9%81%B8%E4%B8%89%E5%BA%A6%E7%9B%AE%E3%81%AE%E6%8A%95%E7%A5%A8%E3%81%AF%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%8B%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%9C%80%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E3%81%AE%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E4%BE%B5%E5%AE%B3%E3%81%AB%E5%AF%BE%E5%87%A6%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E7%8F%BE.html
より

消費者運動を通して制度を変革してきた実績のある宇都宮弁護士が会長、そして、原発問題では日本で第一人者といえる海渡雄一弁護士(同じ事務所の先輩)が事務総長、というペアが偶然、東日本大震災及び東電原発事故が発生した時に、要職にいたということで、日弁連は、非常に活発な活動を続けてきた。二人は直ちに現地を視察し、事の重大さを認識し、次々と手を打っていったのだ。そのことは、日弁連のホームページ(※1)を見れば明らかだ。

※1 http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/higashinihon_daishinsai.html

特に原発事故で海渡弁護士が事務総長職にあったことによって、政府の原発事故対応の遅さを指摘し、改善に導いたり、政府と協力して弁護士会として的確な救済活動を行うことができたと思う。そのことを象徴するできごとがあった。
事故が起きた当日、海渡弁護士は、この状態であれば、ベントしかないと判断し、さまざまなルートを通じて政治家にその意見を伝えていたのだ。その判断ができる弁護士は、当時、おそらく数人しかいなかっただろう。私はベントという言葉すら知らなかった


 このこと自体はがその通りならば、それはすばらしいことだと思いますし、多くの国民も支持するかおしれません。

 しかし、それが上手くいかなかったとき誰が政治責任をとるの?ということは残るように思います。例えば、菅直人総理大臣なら菅直人総理がそれを聞き入れた政治責任をとることになるでしょう。

 ただ、これって官僚が裏でやっているのと変わらないようにも感じる。だって、労働弁護士になって社民党は今より力があって政権の中に入ってたとするじゃないですか。それで、労働法について「これこれで改正してくれ」「しないでくれ」みたいな陳情をするとしたら福島瑞穂党首に行くよりも海渡雄一弁護士に頼みに行った方が早いと思うし、どちらかに行くとしたら海渡弁護士に行くと思う。加藤晋介先生なんかはそうやられたことは多いんじゃないですか?

 そういう手法でやられるにしても少なくとも福島党首体制が小沢一郎議員と組むという、言ってしまえば、「犯罪者として有罪になってないから」と言ってアル・カポネ(カポネは脱税でしか捕まらなかった)と組むような冒険をされるわけでしょう。

 それがポシャッタ時、別の派閥なり別の勢力が一応中にあって「そういうことはしないで自分達は自分達でコツコツやるべきだ」と勢力があって、福島氏がつぶれたとき、あるいは成果も上がらず無茶苦茶なことになったときは、執行部もその周りのブレーンも社会学者も弁護士も少しは一新してやらないといかんような気がします。取り巻きのジャーナリストもメンバーが多少は代わったほうがいい。

 民主党や自民党ならそれは多少はある。

 ただ、そういうことが色んな理由で出来ない。さらにそういうことは党員にも諮らない。民主主義がちょっと変なものになっている気がする。民主主義とまでは行かなくとも組織としておかしい。

 以上つらつら考えたが理由はこれ以上ウダウダ考えてもどうしょうもないきがする。

 小沢一郎氏と手を組むということは党首の座と世田谷区長を捨てることを強いられる可能性があることを覚悟した上でやるべきように思う。元々おかしい組み方だし、原発の再稼動と消費税増税を邪魔するためにやっているだけのことで、保守や右翼を抜きにした左派勢力の流れからしてNPT体制に留まれといいかねないからそうなると原発一機は絶対に稼動することになると思う。無駄になる。

 リベラル側や特に社民党支持者はきっちりこういう社民党支持者の多くとは遊離した社民党執行部とその周辺の意識を見ておいて批判すべきときが来たと思ったら批判すべきだし場合によっては別の候補なり執行部の入れ替えも考える必要がある。執行部を入れ替えるということはその周りの学者や弁護士言論人ジャーナリストも一新することもかねて行わなければならない。

 言い方を変えるとこうなったときに二段目の勢力なり論客なりを作っておく力が一般の読者視聴者、国民全体に非常に弱い。例えば私は2年くらいvideonews.comにTBもしたしコメントもした。ある程度そこで影響力とまでは行かなくてもビデオニュースの論調とちょっと違った面を書いてえらそうなことを言うと視聴者読者に考えさせることをやったつもりで、ビデオニュースも私の論調に合わせてくれた無いわけではない。ところが、私がTBやコメントをやめて自分で書いていくようになると途端にアクセス数が落ちる。それはそれでしょうがないのだけども、それをやって別の面と一緒に考えていく姿勢が無いとビデオニュースが失敗したとき行き止まりになってしまう。そうなると読者や視聴者はコメント欄の悪口だけは得意になる。行き止まりになったのは自分達にも責任があると考えなければいけない。

 後継者についても全く同じで、講談社だったと思うけどCIRCUSという雑誌で宮台真司氏の弟子、いや、正確に言うと盲信者が出たわけです。東洋経済にも出ていたけど、途中で信者だと告白しなくても書いたものを読めば「どうしょうもないな。」「宮台先生と同じかそれ以下だな」と思うわけです。その雑誌のライターも(原発以外のテーマも含めて)ちょっとひでえなあとしか思えないわけです。

 こういう人間しか寄り付かなくなったのは本人の能力にもよるんだろうけども、意識が自分よりマシそうな人間を寄り付かせないようにしたいってこと。ライバルや自分より上の人間の存在が自分のコンプレックスの妨げになるから結果的に排除したとしか思えないのだ。

 そんなことをやるとどうなるかと言うと、親亀濃ければ皆こけるじゃないけど、全部潰れてしまう。

 これは右翼や極右にも当てはまらないとは到底いえないだろう。極右翼を名乗る団体のトップの有門大輔氏も同じようなところが無いとは言えない。あると思う。ただ、有門氏が良かったのは頭が変に良かったり口が上手すぎなかったこと。こういうと怒るかもしれないが、頭が悪かったのが良かった。私が「ここはおかしいよ」と筋道を立てて言うと、反発はするけども、認めざるを得ない面がいくつかは出てくる。私に対して面子を潰されたからもあるだろうけども「この野郎」という気持ちはあるが、それはそれとして、直視して少しは是正しようとするわけ。あからさまな誤りだとごまかしようが無いと自分で認める根性があるから。以前も書いたけども運動家や政治運動家は学歴が無い人の方が上手くいく割合は高いということと共通する面があると思う。馬鹿だから、自分の問題点を直視せざるを得なくなる。ごまかす能力が乏しいから。あるいは、すぐごまかしがばれて白日の下に晒される。その結果、批判は直視するようになる。嫌だけど、せざるを得ない。そうなると、少しずつは良くなるし、成長していく可能性がある。度量も少しはつくかもしれない。きちんと批判を聞きながら積み上げていければ5年後10年後は楽しみかもしれない。これだけほめておけば大丈夫。でも、彼は無理だろう。

 現実に政界をみても実際に力が一番あるのは自民党だけども、その自民党は一番の高学歴揃いかというと違う。万年野党の共産党は党首がずっと東大卒。一番力のある自民党は中卒も総理になれるし、そのときが一番力があった。

 宮台真司氏や神保哲生氏は反省しない。小沢氏を上手いことやって政界を混乱させても政治はよくなるかというと最終的には全くよくならないと思う。同じことを繰り返す。中途半端に利口だからこうなる。

 例えば、自民党の麻生政権の最後の方、麻生太郎総理を引き釣りおろして民主党に勝たせるために、中川秀直議員(当時幹事長か政調会長だったっけ?)を煽って反麻生政権になるようにそそのかした。それで自民党を少しでも混乱させて民主党を勝たせたかったんでしょ。

 結果は民主党に政権が移ってそのあとをみれば大失敗だったのは明らかでしょ。昔も同じようなことを繰り返してやったんだろうなと思う。普通は途中で「やっぱりこういうのはおかしい。正攻法で行こう」とならないとおかしい。「もうちょっとここが上手くいけばよかったのに~」みたいなことしか考えない。魔が差してやったにしても1回か2回やれば普通は「ちゃんと正攻法でやらないといかんな~」位になっておかしくない筈なんだよな。

 直視して「ここはこういうレッテルを貼ったりズルをするのはいかん。」「秘書の有罪判決が確定している以上ここは控えるべきだ」とならないのは、自分の過去をしっかり振り返って反省しないから。その根性がないし、変に知能があるから別の責任にしてごまかして処理する才能がある。変に頭が回るからこうなる。もう少し頭が良ければ「もう何回もアホをやるのはやめよう」となるし、馬鹿なら直視に追い込まれて少しは反省するかもしれない。

 わからんでもないけどな~。要は、宮台氏にとって慶応生は金づるであったし政治的に動かせる道具だったんだろう。酷い扱いだと思う。でも、国立大学の人間、特に東大や京大でこういうことをやる人がいるんですよ。慶応SFCに行って「慶応大卒が社会の主流だ」みたいなことを言うわけ。講師料目当てだったり自分のコンプレックスを癒してくれる言いなり人間目当てに。

 これは伊藤真塾長なんかはモロなわけです。司法試験予備校の伊藤塾の経営者なんだけども、これがまた酷い。例えば、入会(入塾)の説明会で「東大慶応の二強です。」といってたらしい。(続く) 

自民党への期待。小沢一郎と手を組む今井一神保哲生愛川欽也氏。京都府市瓦礫反対。
http://yuukinohan.exblog.jp/15640540/へ続く。
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(以上計3
by chikkenndo | 2012-06-26 05:07 | 地震と原発問題 | Comments(0)
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