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長渕剛を愛する司法試験受験生yuukinohanaのブログWセミナー基礎講座新保義隆先生→ロースクール進学予定(画像は、滅多に見られない、かくれんぼ中の刑事訴訟法教科書を至近距離で撮影した貴重なものである)
by chikkenndo
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日本の難点(宮台真司著)幻冬舎1個人的背景その1
 いくつかTBさせて頂きました。よろしくお願いします。
宮台真司教授自体、もう教授を引退されたほうが良いというのは
記者クラブと民主党4(インターネットメディア編)
の後半部分で示しました。

 日本の難点(宮台真司著)幻冬舎0共同体の続き

日本の難点(宮台真司著)幻冬舎について

 続きを書こうと思っていましたが、

14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に (単行本(ソフトカバー))
宮台 真司 (みやだい しんじ) (著)
単行本(ソフトカバー): 232ページ
出版社: 世界文化社 (2008/11/11)
言語 日本語
ISBN-10: 4418082182
ISBN-13: 978-4418082186
発売日: 2008/11/11


 もまた売れているようだ。そして、他の方のブログを見ると
中学受験小学校受験、そして学校関係者方がこの本を参考にしているようだ。
はっきり言って非常に良くないと思う。
そこで、順序構成は余り変えませんが、
内容についてはこの本も含めた上で書評を続けることにします。

 0共同体
 1個人的背景
 2時代的背景


 の順序で書ききる予定で前回は0共同体をやったので次に進みます。

1個人的背景
 ①「感染」
 ②直接的原因


 ①「感染」
 正直前回(0共同体)を書いてから1と2は簡潔に終了させようと
考えていました。書こうと思えばいくらでも書けるのですが、
書く気にならないのです。著者が凄い可愛そうなので。

 だから、中に突っ込んで書くのは非常に躊躇していました。
こう見えても、私は非常に優しいしかなり気を使いますから。
でも、こういった本を間に受けてしまう人が相当数いる可能性が
高いようなのできっちりやらなければいけない。個人的な文章なら
ともかく両方の本で20万部近くなっているでしょうから。

 こうは言ってもあんまり網羅的にやりたくない。やりたくないんだが、
誰も言わないもしくは言う人が少なかったり日が当たらない以上
やらにゃあならんよなぁということで私はいつも書評をしたりブログの記事を書いたりします。
もちろん、ストレスを整理・発散するためや「ムフフ、私だけが知っているぞ」
と悦に浸ることも無いではありません。

 ということで調べてみると色々な場所で書評がなされているので
それをもとに考えてみたい。 

 シイタケのブログというブログの
2009-06-19
宮台真司教授の不愉快さ
という、読む前から批判っぽいなと
わかりますが、その記事をご覧下さい。中身は正確性があると思います。
ただ、私はそこまで冷徹にやる気は萎えるのです。

 その記事の最後の方に
---コピー↓---
物事を相対的にとらえられない
---終了↑---

 という宮台教授への批判があります。(愛情も幻想に過ぎない宮台氏は指摘していた)
もちろん、私は何でもかんでも相対的にとらえるのは少し考え物の気も
します。例えば、親子の愛情も相対的に捕らえすぎると家庭が
崩壊してしまう恐れがあります。
ただ、少なくとも学者としてはそういう部分が非常に大事だと
いうことはこのブログのシイタケさんも私も同意見だし、
あくまでシイタケさんも「学者」としてと書いています。

 一応シイタケさんの文章を何回か読んだのを前提に書かせていただきます。

 「感染」という宮台教授が持ち出す言葉について少し触れさせていただきます。
素晴らしい人の影響を受けて感動を覚える、これが教育現場・社会に不足している
と宮台教授は指摘しているのです。




amazonのレビューでも「感染」については見られます。
カスタマーレビュー 日本の難点 (幻冬舎新書)

 下記に一部抜粋したのでご覧下さい。共にベスト500か400レビュアー
だそうです。全文は最後尾に資料としてつけました。

---コピー↓-----------------
論点の抽出, 2009/8/23
By 倒錯委員長 (夢半ば) - レビューをすべて見る
---コピー↓----
個人的に興味深かったのは、「感染」について。これは、記述ではなく具体的な日本変革のための、いわば処方箋の段になって語られることなのだが、宮台は現段階で変革という割に合わないことに人々を向かわせるのには、「スゴイ奴」(=指導者?)への「感染」が必要なのだと考える。行動の段になれば、合理ではなく結局非合理が人を動かすのだと。
---終了↑----

日本は変わりえるのか?利他的であるということ。, 2009/8/13
By dream4ever "鎌倉おやじ" (鎌倉) - レビューをすべて見る
---コピー↓
社会的包摂の空洞化(お前が死んだら悲しい、「嘘をつけ」で閉じてしまう関係性)
早期教育不要論(ガリベン君より非ガリベン君が伸びる、麻布、東大での経験から)
---終了↑----

 所謂ガリベン人間よりも「感染動機」を得たものが伸びると
彼は言っているわけです。そして、いわゆる東大法学部にストレートに
受かってエリート官僚(恐らく法律家)になるよりも伸びるとも
彼は言っています。インターネットテレビでも言っています。
別の執筆などでは東大法学部に入るよりもコミュニケーション能力を
とも言って(意識か無意識はおくとして)慶應義塾大学の宣伝も行っていました。

 ところが、こういうこと、「感染だ!」をさも凄いことのように言う事自体が
「あぁ、先生はコミュニケーション能力が不足しているなあ」と言わざるを得ません。

 例えば法律家・国家1種公務員を目指す人間、共通しているのは憲法などの
法律の試験があるので法律を学ぶ必要があります。
特に東大法学部では強いと思いますが、本なら本の執筆者の直接の声を聞く
講義を聞かせていただいたり、出来るならば演習などのゼミで直接ご指導
頂くのが一番というのは法律の世界、少なくとも法律家・公務員を目指す人
の中では相当根強いのです。刑法だったら東大ならかつては団藤重光先生とか
宮台先生がお勤めになられている首都大学の法学部(経済法学かなんかかも
しれませんが)なら前田雅英先生(私はあんまり好きではありませんが)とか
そういう人の直接指導とまではいかなくてもお声を聞くというのは
大変重視されています。

 今年もある司法試験予備校では前田雅英先生の講演が開かれる
と聞きました。司法試験や大学院入試、受験勉強と言われる世界でも
非常にそういうお声を聞いて人格を感得するというのは重視されています。
データが欲しいだけなら、紙でやればいいわざわざ5000円~万単位の
お金を払うのはもったいない。でも、やはり声を聞くのは大事だと
いうのは東大法学部を中心とした現在の司法試験や公務員試験でも
生き続けています

 だから、言ってしまえば、東京大学法学部でガリベンしてそのまま司法試験
国家1種公務員試験に合格して官僚になるコース(正確に言えばもっと密に書けるが
わかり易さを重視して省略)を歩み続ければ感染などと特別なことは
意識する必要はないように見えます。普通に勉強の過程でそういうことをやるんだから。

 まして、宮台先生が東京大学に通われていた頃はもっと個人のやり取りが重視されたでしょう。

つまり、このような当たり前のこと、「感染」をわざと東大のガリベンと対立したこと
のように見せてアピールしているのでしょうか。わざわざ「感染」と意識しなくても
別に問題ない。

 感染と概念を見ると、研究者で言う剽窃に近いのではないでしょうか。
既に当たり前の考え・習慣になっていたり先行研究があるのに自分で発見した、
今までには無いものと言ったら犯罪になります。既にあるものだと言った場合でも、
それで金儲けをしたらやはり公共物で私的な金儲けを行ったことになるし、
公立大学の研究者としての成果にするのは間違っていると思います。

 そういう人が官僚などを「東大でも霞が関でも一番優秀な奴は軒並み利他的」
だの利己的だの評価する身分なのか、お前は何を考えているんだ。
公共のものを使ってお金儲けか。幻冬舎も酷いな。ということになるのです。
まともに尊敬してしまった人は少し気をつけてください。

 感染と同じものが既に「ガリベン」コースにあることをわかっていなかったと
しても剽窃に近いが、わかっていなかったとします。私も彼は自身でわかっていなかったと
思います。本気で発見したんでしょう。「これは感染だ!!」と。

 凄い勘違いです。

 ②直接的原因

 なぜこうなったか、勘違いしたか、直接的な原因は2つあると私は考えています。
1つ目は、彼は学生時代恋愛にはまってしまって新卒の就職時期を逃したこと。
2つ目は、彼の大学入試までの勉強のあり方。
この2つがまず考えられます。

 1つ目は、そのままですが、恐らく学部時代彼は友人を作るどころか色々な人と
話すことさえできなかったのではないかと想像されます。普通に人と話していれば
文一出身の彼が、法学部の人から「こういう感じだよ」と教えてもらうのは
当たり前というか自然なことだと思うのです。まして宮台先生は学部時代の
就職希望先はマスコミテレビ局志望だったはずです。そうなると、色々な学部の
情報というものは大切にしなければいけません。ここらへんはホリエモンに
近いです。

 このことは
司法制度改革の改革 河合克行先生という記事でちょっとだけ書きました。
ホリエモンの著書についてです。

--コピー↓------------
 「稼ぐが勝ち」という本でやたらこう言います
「真面目に勉強して東大法学部に行って官僚になるのは今後は負け組み」
みたいなことを言います。一方「テレビ局の友人などのコネを作って起業するのが
勝ち組です」と官僚や銀行のような(世間的に)硬い仕事は時代に合わないと
言うのです。

 本を読んで、「おかしいなぁ」と思ったのは、「新規参入にしても資金調達するに
しても銀行や官僚ともコネを作っておくべきだろ。俺なら絶対に悪口は言わない。
旧大蔵官僚は銀行に力をもっていたし。変に批判すると邪魔されかねない。
むしろコネを作っておく。」

 彼は起業する前に負けていたんだろうなあと思いました。
勉強で一番になりたいと今でも思っているのでしょうか。
---終了↑-------------

 ホリエモンさんは、今は「年収は1000万あれば良い」と仰っています。
つまり上記のコピーを裏付けています。宮台教授とそっくりの価値観ですね。
仲は良いかもしれませんね。

 この為、他者が何をやっているか気がつかないため
感染などという単語を発見して大喜びしてしまうのです。

 2つ目は、宮台先生の大学入試までの勉強方法です。

 彼は大学入試で浪人を1年間しています。通っていた中高一貫の麻布高校では
通常のカリキュラムを中学1年から~高校1年で終了させています。
残りの2年間は空きができます。

 つまり、彼は3年間浪人しているのと同じなのです。
私は彼の話を聞いて「あぁ、3年も大学入試で浪人なさったのかぁ。
よほど東京大学文科Ⅰ類法学部に入りたかったのか。
官僚になりたかったのかな?」と思ったものです。しかし、テレビ局に入りたかったと
仰ってたので「東大というブランドを批判していたのにこれでは意味がわからないな。」
と思ったのです。

 それはともかくとして、彼の大学入試までの勉強方法についてです。
数学ですね。数学の勉強方法は問題と回答を覚えるというものです。
要はチャートを丸暗記しろということです。

 ところが、こういう勉強をすると後が非常に困るし良くない。
私はチャートはだいたいは自分で2時間以上考えて解いたし
周りの同じ高校生でも成績が良い人はだいたい同じように解きました。

 変に点数だけでチャートを丸暗記して予備校の方法でパーッとやる
人は大学に入ってから落ちるような気がします。上げ底ですから。
本来は大学に入っちゃいけない人が大学に入ってしまうのです。
入っちゃいけないというと語弊がありますが、変にそういうことを
やると本人の為によくないということです。

 このチャート式学習方法の延長線上に、勝手に公務員試験志望者や
司法試験や法律を勉強している人を「ガリベン」とののしり
「感染」という単語で大喜びする人間と、その著書を読んで
尊敬してしまう人間を製造してしまったと私は考えています。

 この2つの理由、1つ目の理由なんかを考えると

若い頃は変に性愛にはまってはだめかもしれないな

やはり机に座った勉強にじっくり時間をかけて
順当に力をつけて奇策抜きで堂々と東大法学部に入ったほうが良いな


 と思ってしまう。

 彼が言えば言うほど逆の方が良いなと思ってしまうのです。
なんでもそうで、彼はネット右翼と呼ばれるインターネットの荒らしと嫌われた集団を
批判することが多い時期がありました。
 
 私自身、「ネット右翼というものは大変粗暴で恐ろしい。」
「ネット右翼は暴力的で怖いな。」
「ネット右翼は人権を否定するテロ集団でこんなのが徘徊するネットや世の中は無法地帯だ」
というイメージをもっていました。

 しかし、彼の論拠や言葉を聞けば聞くほどあるいは裏づけを調べれば調べるほど

「ネット右翼の方がまともだ。宮台先生が批判なさればなさるほど、
ネット右翼がまともで、宮台先生の方がおかしい」 

 と思ってしまうのです


 以上を踏まえた上での子供の教育を考えると、

身の丈をわきまえろ 変なテクニックや奇策ややたらと金でごまかそうとするな

ということでしょうか。参考になったでしょうか。。あんまりなってないですね。

 次回は日本の難点(宮台真司著)幻冬舎1個人的背景その2余談

  資料は下記。

 念の為に言うと、宮台先生は私のブログを参考にしています。
単にインターネットテレビで出演する番組にTBやコメントをかつて送っていたからです。
当然と言えば当然で

 例えば、ミドルマン(videonews関連) のカテゴリで触れたことを著書に反映させています。
ちなみに彼のブログに対して「これは事実と異なる」と指摘した記事の
いくつかが集中的にスパムコメントやわけのわからないTBであらされています。
でも放っておきます。

 その指摘された内容をもとに屁理屈を並べるという。

カスタマーレビュー 日本の難点 (幻冬舎新書)


22 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
論点の抽出, 2009/8/23
By 倒錯委員長 (夢半ば) - レビューをすべて見る


社会学者、宮台真司初の新書。
タイトルでわかるとおり、本書は日本そのものを扱っている。さすが宮台、スケールがデカイ。
難点と称しているとおり現代日本の抱える問題について、著者が専門の社会システム論の立場から論じていく。だが「はじめに」で「『この社会』を論じるための『評価の物差し』を持つための手がかりをつかんでもらえば」と記されているとおり、本書は難点への即効的な処方箋を論じるというよりも、何が問題になっているかという論点の「記述」に重点を置いていることがわかる。

社会学門外漢からすれば、ハイエクやらルーマンやらの社会学の巨人たちの難解な理論を、さらに宮台特有の論理の上に論理を重ねていくような文体を通して読み勧めていくのはかなり苦しいが、800円あまりの新書版でこれほどまでに中身の濃い議論に触れられるということは、ある意味お得とも言えるか?

個人的に興味深かったのは、「感染」について。これは、記述ではなく具体的な日本変革のための、いわば処方箋の段になって語られることなのだが、宮台は現段階で変革という割に合わないことに人々を向かわせるのには、「スゴイ奴」(=指導者?)への「感染」が必要なのだと考える。行動の段になれば、合理ではなく結局非合理が人を動かすのだと。

この感染、精神分析ではいわば「転移」と呼ばれているやつだ。それを鑑みると、宮台は実はあの「内田樹」と考え方が似ている部分もあるのではないかと思った。「経済や政治や宗教や性愛を個別に論じた本はあっても、これらを一人の著者が串刺しにして論じ、かつ時事的な性格を帯びた本は一つもない」とあとがきで著者は言うが、専門のフランス現代思想と精神分析を駆使してなんでもかんでも論じてしまうのが内田氏の特技である。著者もこれまで、あまたの事象を快刀乱麻に腑分けしてきた。
性格は水と油のようだけど、両者の意外な共通点。


25 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
日本は変わりえるのか?利他的であるということ。, 2009/8/13
By dream4ever "鎌倉おやじ" (鎌倉) - レビューをすべて見る


日本の難点 宮台真司 幻冬舎新書 2009

お名前は知っていたが、初めて著作に触れる。 1959年生まれ、社会学者(首都大学東京教授)
あとがきにご自身で書かれているように、経済、政治、宗教、性愛、教育を1人で串刺しして論じている。そのため話題が多岐にわたっている。だから「日本の論点」的な本には興味がないとおっしゃるのがわかる。そして沢山の主張が書かれている。
「軽武装・対米依存」から「重武装・対米中立」へ、これは米国の日本にたいする年次改革要望書での学校週休二日制、郵政民営化、裁判員制度導入等でのアメリカ資本に有利なゲームへのシフトに対する行動のようです。
種々な文脈での痛みからの隔離(無痛化)に伴って「他者の死を通じて自己の死を理解する」回路が閉ざされてしまっていると指摘する。
社会的包摂の空洞化(お前が死んだら悲しい、「嘘をつけ」で閉じてしまう関係性)
早期教育不要論(ガリベン君より非ガリベン君が伸びる、麻布、東大での経験から)
そして最終的に?柳田國男を参照することが日本の立て直しに重要だと指摘する。それは如何にして「みんな」へのコミットメントは可能か、という問いを柳田は考えたからだと。
そして本当にすごい奴に利己的な輩はいないし、東大でも霞が関でも一番優秀な奴は軒並み利他的だと。まさにそれがノブレスオブリージュなのだと僕は思った。
宮台さんの全てに対して同意するには至らないが、読んで損はないというか、考えるための一助にはなると思う。ナンパ師、援助交際評論家?でもあり社会学者でもあるという宮台氏が今後どのような展開をしていくか興味があるところである。

防衛省OB太田述正アングロサクソン文明と軍事研究ブログ
中学受験はキビシイ!
2009年7月13日 (月)
東大恐るべし。

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日本を社会民主主義国家に。福祉国家に。―よりよい暮らしのため、素人目から政治・社会を語ります。2009-06-19
宮台真司教授の不愉快さ


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by chikkenndo | 2009-09-24 06:51 | 主に法律以外の書評 | Comments(0)
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