長渕剛さんの話をしよう。
SPAやらAERAに出ていたので。
AERAで中年のおっちゃんにたいして
「中年は腹がでてはいけない。鍛えろ!」と
マッチョなことを仰っていました。
しかし、数年前からややメタボになって
ポスターを見て「ああ、長渕、デブってきたのでトレーニングを
やっているんだろ。」「メタボ」とぼろくそに
家族が言うのでした。念の為に言いますが
僕は言ってないですよ。一応庇ったのですよ。
「そ、そうかなぁ」と・・・・(汗
『空』というCDについてきたポスターで丁度夏でしたね。
だから、僕が記者ならば、
「長渕さん2000年に入って少しメタボでしたよね。
危なかったんじゃないですか?」とチャンスを見計らって聞くと思います。
もちろん、長渕キックがでないように慎重に・・・。
私に記者を代わって欲しかった。ただ、場合によっては記事にならなかった
かもしれない。「そうですね。だらしないとまたお嫁さんが逃げてしまいますね」
と聞いて激怒させてしまうかもしれない。
長渕は私は大好きだ。1週間長渕の曲を聴かないで生活すると
体に変調をきたす。「なんかだるいな。」「いまひとつ食欲が。」
「病気かな。」と心配になる時があるけど、半分位は
長渕を聞いていないからだったりする。
さて、ちょっとまじめな話に戻すとみんなで汗を書く体育会系の
お祭りみたいなのが必要だと長渕剛は言う。その延長線上に
徴兵制度をとらえているようだ。
これは戸塚ヨットスクール校長やアルペニストの野口さんや
落合信彦さんも同じような意見だと思う。私も同じような意見だったけれども
ユーチューブにチャンネル桜というテレビ局の試供品の
番組が何分か転がっていてその内の「戦闘者の本質」というものを見て
考えが変わった。
【伊藤祐靖】意思決定法・勝つとは?負けるとは?[H21/7/14]
というタイトルで勝つと負けるの違いについてやっていた。
勝ちとは
「自分が無傷で相手を適度に負傷させてやる」というのが一般人の考え方。
「自分が無傷~負傷して場合によっては腕一本は無くすけども
確実に相手の命をとる」というのが戦闘者の考え方なのだと仰る。わけです。
となると、秋葉事件が起きて
「適度に殴り合って加減することを覚えるよう体育会系の団体行動を」というのと
戦闘者・軍人の考えは全く異なる。ある意味正反対と言っていい。
以前に田母上元統合幕僚長が「軍人は平和主義者なんですよ。
なぜかというといざことが起こると自分や可愛い部下を戦闘に出して
死なせてしまうのが怖いから」と仰ったことと通じるものがある。
体育会系だと適度にかわいがりがコミュニケーションだということになるが
戦闘者だと「いざ事が起こったらどちらか死ぬしかない。だからなるべく
かわいがりとかそういう無駄ないざこざはしない。」ということになりそうだ。
この番組の伊藤祐靖氏のご発言を聞いて、
「自分はもちろん戸塚ヨットスクール校長も野口氏も落合信彦氏も長渕剛も
平和ボケなのかな。プロの軍人にはかなわないな。」
と思いました。