永田町コンフィデンシャル 第9回(2007年06月06日)
コメ由来のバイオエタノール生産で地方の活性化を
ゲスト:遠藤利明氏(衆議院議員・文部科学副大臣)
パピレスで買った
マル激トーク・オン・ディマンド(第1回) >>電子書店パピレスで映像版を購入
収録日 2001年02月16日(1時間12分)
前代未聞のインターネット・トークショー始まる
を見た。マル激1回で宏池会加藤 紘一議員の行おうとした
いわゆる「加藤の乱」というものを取り扱ったからだ。
遠藤氏も宏池会だからその加藤氏の思想を踏まえたうえで
角谷浩一氏もインタビューしているようだ。角谷氏はいかにも
政治記者らしい(悪口という訳ではない。良い面もある)。
一瞬、角谷氏が政治家に見えた。
マル激1回から6年経ったんですね。
私はビデオニュースを見始めてから1年経っていないが、
大学に入る前後から5年前後経っている。
この5年ほどで労働政策一つとっても学問的には概ね「これがいいだろう」
と一致していることが全くと言って良いほど実施出来ていない。
むしろ反対の方向に進んでいるように見えると思った。
学問と言うより普通に考えればわかることだと思うけども。
私が「まぁ、ワークシェアリングも考慮しなければいけない
んだろうな」と考えていたときに、いまだに「小さな政府」と政治家が
仰っていたのは相当きついなと思った。絶望的な気持ちに改めて
なった。
(実際にワークシェアを実施するのは相当大変だけども。
社会保障を教える大学教授だって「ワークシェアで若いオーバードクターに
ポストを与えるために10年早く退職してください」「助教授のままで
いてください」となったら確実に反対するだろうから。)
余りにも遅い。
もちろん知識人の問題も大きいけど、やはりメディア問題だろう。
多様な情報の授受があったらここまで無茶苦茶にはならなかったから。
外国にどんどん放送局を作り、逆に受け入れる体制ができていれば
こんな風には絶対ならなかったろうし、若者バッシングもなかった。
そして、ネット右翼も発生しなかったえろう。自殺者もこんなに
出ないでも済んだかもしれない。
北欧(スウェーデン・デンマークなど)の放送局が日本に出来ていたら
今のような状況に絶対ならなかったから。若者が宝だとわざわざ政治家や
知識人が言うまでもなかったから。
社民・共産党だって、労働組合を説得できなかったのは
こういう背景もないではない(従前のメディア報道では、
ワークシェアと言っても単なる首切りや給料カットとしか見られないから)。
やはりメディア問題(テレビの許認可・再販価格維持制度・記者クラブ制度など)
の改革をなんとかしないと厳しいなと改めて思った。
ところで、政局の話もマル激でちょこちょと扱って欲しい。
選挙も近づいていますし。各政党(特に少数政党)何人かずつ
1時間くらいじっくり話してやってみて欲しい。
金融の話とかスポンサーの都合で聞けないみたいですし。
日興コーディアルのCMやってたのでそりゃ聞けないなというのが。
次回は
永田町 第9回遠藤利明氏その2
参考記事
加藤 紘一オフィシャルサイト