マル激トーク・オン・ディマンド 第324回(2007年06月14日)
コムスンを叩くだけでいいのか
ゲスト:服部万里子氏(立教大学コミュニティ福祉学部教授)
という番組視聴を通して私の意見を書く。
☆序論☆
番組を観る時間は無いんだけど、
介護についてちこっと触れますかね。
この回は、
マル激第318回(2007年05月02日)誰のための三角合併なのか山崎養世氏 その4
で、ほんの少しだけ触れたました。
日本の医療政策が揺れてきた理由と大きく関係がある。
わたしは5年くらい前からこういう問題が出るだろうなぁ
そして、こういう議論がでてバッシングが起こって少数者や学者や
実務に近い官僚の一部の中だけで、「根本的な問題はこれじゃない
別にあるんだよなぁ」という展開になるんだよなぁと予想されていた。
マル激でもそういう話になるんだろうなぁとも予想された。
ゲストの方、経済学部でも法学部でもないし背景にまで突っ込んで
「本当はこれが問題なんですよ」とはならないだろうなぁと予想された。
良心的な人間が介護には集まらない理由が全然考えられていない
考えられない要因はわれわれの心根にも関係しているのだよなぁ・・。
私は、本当の根っこは「大きな政府vs小さな政府」という問題では
ないと考えている。単純頭あるいは2項対立で考えては不味いと思う。
医者は保険あるけど、民間の開業医いるとかその位は頭で
考えて欲しい。むしろ我々の差別心や心にある
あるいは固定化された序列や階級の考え方に問題がある。
エリート意識、社会に必要なエリートが変わっているのに
誰も気づかないのが本当に問題だと思う。
本当のばかやろー?③内容編2の後半で警察官を例にとってやった
んだけど中々わからんのよね。
林芳正議員との回の
316回(2007年04月19日) 天下りを無くして本当に日本は回るのか林芳正氏(内閣府副大臣) その3
で議論されたことを見ればわかるけど、
エリートに関する考え方が、私と、三氏の間では
全く異なる。この理解の差がそのまま介護を巡る議論
の理解に繋がっている。
☆私がゲストなら☆
背景についてガシッと突っ込んでやる。
ビデオニュース社の若い社員に私がいたら
「これが問題ですよ!!」と神保さんに教えることが
出きるし、より良い番組が作れるなぁと思った。
マル激318回(2007年05月02日)山崎養世氏 その5ビデオニュースに望むこと
や
ジャーナリスト育成と政治改革その1
刑法議論の前の予備知識1
談合マスコミ問題マル激第306回(2007年02月09日) NHK裁判報道で見落としてはならないことその2本論
談合マスコミ第321回新聞ビジネスはすでに破綻している3
でも述べたのですが、
やはり従来のジャーナリスト像は捨て去らないと
やばいなぁと思いました。
☆国が切り捨て☆
やはり、国民や民間の学者のエリーティズムの無さが
もろに影響をしていると思う。メニューについて国民の議論
をつったって、難しい。医療政策のゆがみの要因とか
全然考えていないんだもん。特にエリートといわれる人たちほど。
長淵の母ちゃんが病院でどういう目にあったか
その原因はなぜなのか誰も考えていないというのが
本当に問題だ。国がやったとしても、警察や刑務官のように
差別心を溢れた見方や地位になってしまったら結局おんなじ
問題が起こる。それを考えろよ。
と番組を観る前に書いてしまった。おまけに読む人が読めば
「なるほど」となるでしょう。
次回は
マル激第324回コムスンを叩くだけでいいのかその2