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大前研一敗戦記
大前研一敗戦記
本書を読んだのは3年ほど前。そして、先の衆議院選挙前後の報道を
見て初めてわかった。
大前研一を初めとした具体的な政策論・改革論を前に押し出して
戦おうとした人たちが、選挙や政治の場で力を持てない理由が
わかった。そして、田中角栄~鈴木宗男のような旧来型と
言われた政治家が力を持つ(持たざるを得ない)原因
がわかった。
大前氏が都知事選の選挙演説を行う商店街に着いたとき、こう側近に
言われた「商店街の方に挨拶して下さい。」。大前氏は激怒した。
「許可得ているって言ったじゃないか。なんで騒音立てたからって
頭下げなきゃならないんだ。俺だって好きで騒音立てたくないのに
許可得たからやったのに。」
も、もう駄目だと俺は思った。宗男ならばこんなことは絶対に言わない
自分から率先して頭を下げに言っているだろう。
あと、大前氏は常日頃へ理屈をこねすぎだ。東大に行けなかったのを
「楽勝だと思って試験の初めは寝てしまった。そうしたら終了10分前(
5分前かもしれない)に起きた。解くのに間に合わなかった。早稲田は
滑り止め。」
こんな言い訳を複数の著書で見かけました。
にも関わらず、その滑り止めの大学の付属中学(小学校か幼稚舎かもしれない)に
息子を入学させているところがなんとも気の毒だと思いました。
「学歴社会はもう終わりだ。東大とか早稲田とかにとらわれるな」と
SAPIOでも宣言していたのに。
こんな言い訳人間・どうでも良いプライドに溢れた人間だと、青島が
やった臨海副都心再開発中止も出来なかったんじゃないだろうかとす
ら思ってしまう。
そう考えると、青島を選んだ都民は一番ベターな選択をしたんじゃ無
かったろうか。そんな思いが、「もし、鈴木宗男と杉村太蔵2人だけが
自分の選挙区で出馬して二者選択になったら、宗男に入れざるを得ない」という想像と共に
選挙後小泉チルドレンを報ずるTVを見ながらこみ上げました。
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追記--2007.7.5---
某東横インの耐震偽装事件への大前氏のコメント
「社長は個人的に大好きだった。」とあり、
「今回は条例違反に過ぎず、条例は法律とは違う。
条例違反は大したこと無い。法律違反と同じように
マスコミが扱うのはおかしい」
というような文章を昨年PRESIDENT当たりの
雑誌を見かけました。
かつての地方分権論者のなれの果てだと
思いました。地方分権は口先だけの物だったことの
証明と言って良い。
選挙で叩き落した都民の判断は正しいと確信した。
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